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映画「ハードカバー 黒衣の使者」レビュー「この主人公はミステリ愛好家でも愛書家でもないッ」

主人公が今読んでいる本を素晴らしい内容と思うのは彼女の勝手である。
だがな。
言うに事欠いて「本書に比べたらスティーヴン・キングの著作が童話に見える」とは何だ!
因みに吹替では「本書に比べたらスティーヴン・キングの著作がマザーグースに見える」。
要するにキングの著作が「子供向け」と揶揄したいのであろうが童話は本来子供向けではないし,マザーグースは童謡の総称である。
言葉の意味が全く理解出来てないのだ。
喋れば喋る程オマエのバカさ加減が露呈してるのだ。
だがオマエがキングを不当に貶めようとしているのは良く分かったよ。
オマエは僕の敵だッ!

古書店員の主人公がヘミングウェイの初版本に飲食中の飲み物をこぼし,
店主が件の本を後方に放り投げる。
古本屋店内でファストフードを飲食する奴があるかッ!
ヘミングウェイの初版本を斯くもぞんざいに扱う主人公の設定が「ミステリ愛好家の愛書家」だと?
ふざけんなッ!
僕は無神経な奴も無神経な映画も大嫌いだッ!

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