ともひろ

日々の生活の中で漠然と考えていることを言語化して、文章として残していこうと思います。最…

ともひろ

日々の生活の中で漠然と考えていることを言語化して、文章として残していこうと思います。最近のマイブームは民俗学です。「平平盆盆」というポッドキャストをはじめました。https://podcasters.spotify.com/pod/show/heiheibonbon

最近の記事

ポッドキャスト番組をつくった

以前からやってみたいと思っていたポッドキャスト。最近番組をつくったのでその経緯を記録しておこうと思う。 ポッドキャストを聴くようになったきっかけ ポッドキャストを聴き始めたのは2019年の秋ごろだったと思う。海外に単身で駐在しているときにインフルエンザに罹患し、一日中ベッドで横になっていた。 すでに十分すぎるほど寝たので目は冴えており、たいへん暇である。かといってしんどくて仕事はできない。習慣になっている英語の勉強も手につかないし、本を読むこともできない。YouTube

    • 一般庶民の日常 #1

      金曜日、午前7時にスマートフォンの目覚ましが鳴る。スヌーズ機能に助けられ、7時20分になんとかベッドから脱出することに成功。妻は一足先に起きていて、リビングに置かれたソファの端に座り、手元のスマホを睨んでいる。職場のひとたちに、体調不良のため今日は休暇をもらうことを連絡するためだ。 実は昨夜の時点できょうの休暇は決まっていた。重いつわりによる体調不良に加え、妊娠による免疫低下からきているのか顔の肌がひどく荒れてしまっており、皮膚科に行く必要があったからだ。ただ、夜も遅かったの

      • 「人生の充実」か、「スキルアップ」か。

        ギャラップ社が提供するクリフトンストレングス・テストというものがある。設問に答えることでどのような資質が自分の強み(上位資質)となっているかを診断するテストである。 私はこれを前の部署でチームビルディングの一環として受検したことがある。「性格診断のすごい版」とイメージしていただくとわかりやすいかもしれない。受検後に発行される診断レポートを読むと、自分はなにが得意でなにが不得意かを認識することができる。 そんなクリフトンストレングス・テストをやろうといいだした当時の上長が、今

        • 勉強テーマの発想法

          疫禍の影響がまだ残っていた頃、幼馴染とリモート飲みをした。当時は自分は上海、幼馴染はシンガポールにおのおの単身で駐在しており、お互い会話に飢えていたのか、10時間近く話し込んだ。 いろんな会話をした中でも印象に残っているのはマイブームの話になったとき。幼馴染が「マイブームは勉強」と言った。社会人なら仕事に活きるスキルを勉強することなどはままあると思うが、趣味的に勉強をしている人は彼が初めてだった。なんだかかっこいいなと思った。 後日、「暇と退屈の倫理学」という本を読んだ。本

        ポッドキャスト番組をつくった

          「何となく退屈」にどのように対峙するか

          社会人8年目、仕事や私生活で大きな挑戦がそうそうあるわけでもなく、大抵のことはそれなりにできるようになってきた。それと同時に、自分の中の「何となく退屈」という感情に気がつくようにもなってきた。この行き場のない感情をなんとかしたくて本屋にいい本がないか探しに行ったところ、國分功一郎氏の「暇と退屈の倫理学」に目が止まった。早速購入して読んでみたところ、タイトルの通り人間が退屈を感じるメカニズムが明快に言語化されていて非常に為になった。退屈という感情への向き合い方、どうすればより楽

          「何となく退屈」にどのように対峙するか

          なぜ田舎暮らしに憧れているのか?

          漠然と、田舎暮らしに憧れを持っている。が、なぜ田舎暮らしをしたいのか、もう少し解像度を上げたい。 都会の喧騒から離れて静かに暮らしたいから 田舎の田園風景に心が洗われるから 理由としてはおおよそこんなところだろう。ここから解像度を上げていく。 都会の喧騒から離れて静かに暮らしたい 奈良県天理市という人口64,000人ほどのまちで生まれ育ち、社会に出てからは大阪や上海という大都市で生活してきた。都会育ちでないからか、人混みに行くと心身ともに疲れてしまう。静かな場所で暮

          なぜ田舎暮らしに憧れているのか?