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運を上げる生き方

そもそも運をあげる生き方ってあると思いますか ?
それは・・・「下がった時に大きくさげないこと」
これが基本です。
 
山も登る時よりも、降りる時の方が難しい。
運には「上格(じょうかく)」と「下格(げかく)」というのがあって、運気が上がる時には違いはありませんが、下がる時に大きな違いがでます。
 
運が上がりっぱなしという人はまずいません。 
上がったものは必ず下がります。
 
下がる時に、下格の人はストンとある日突然下がりますが、上格の人はゆっくりとなだらかに下がるため、本人ですら気がつかない場合がある位です。
また、下がった時の着地点も下格と上格では大きく違います。
上格の場合、これで下がっているのか?というレベルの場合も多いのです。
 
それではこの「運格」、どうしたら上格に格上げ出来るのでしょうか?
 
誰もが知りたいところだと思いますが、この「運格」というものは自分ではどうしようもないらしいのです。
つまり自己努力では上げることも下げることも出来ないのです
ということは、先天的(生まれる前)なものなのかと思いますが、確かに先天的な部分もありますが、実は後天的(生まれた後)要素の方が大きいらしいのです。
つまり運格は自分では作れなく、周囲の人の力によって作って貰うものなのです。
 
どういう周囲の人かというと、上格・下格という位だから上下の人間関係という事であり、友達など同格の関係、対等の人間関係で作られるものではありません。
 
一番の上下関係というのは、まずは親子関係です。
 
運を上げる基本となることは、全ての情報を下から上に上げること。
そして、全ての決断、結果は上から下に通達することが大切です。
 
子供が親に秘密を持ち親に知らせないと、親の格が下がります。
親が子供に親の事業の失敗や離婚や貧しさを隠そうとすると、子供の格も下がります。
 
宗教の懺悔など、これを上手に活用しています。
信者が懺悔をして許しを乞い、格を上げてもらうというシステムなのです。
 
つまり、子供たちも親に懺悔し許しを得ることによって、格を上げることが出来ます。
親も許しを与えることで格が上がる。
故に親子関係がしっかりとしている家庭では、例え現時点貧乏でも格は上がっていくのです。
 
又、上司と部下との喧嘩、親子喧嘩、師匠と弟子との喧嘩ですが、上の者は下の者と喧嘩をすることにより、格下がりになるが、下の者には影響は出ません。
つまり、下の者と喧嘩した場合、格という面において損をするのは上の者なのです。
 
それでは、上の者が自分の格を下げないで、目下の者をやっつけるにはどうしたら良いのかというと、古来よりこの運命の法則を熟知していた王様達は、自分の腹心の者、部下にやらせたという事です。
その故に常日頃、自分の腹心、自分の身代わりとなる人をいかに育てるかが大切と言う事になります。
 
親子関係の場合、娘とお父さんが喧嘩して、一家の大黒柱の運格を下げたりしたら、大変なことになります。
その場合、お母さんが専業主婦だったら、お母さんがお父さんの腹心の部下として代理に娘と喧嘩をするのです。 
 
上司の場合、自分の運格を下げたくなければ、いかに日頃自分の代わりをさせられる腹心の部下を抱えているか。 
身代わりは沢山いた方が有利です。
 
要は「自分より下だな!」と思う相手とは喧嘩しないこと。
これが一番です。
そのようなことを算命学は教えてくれるわけです。
 
前回は風水と気学のお話をさせていただきましたが、永い歴史を持つ帝王学である算命学に、学ぶことは沢山ありそうだと思いませんか?

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