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香りを纏う|喫茶女神

今週も1週間おつかれさまです。

わたしはパリ郊外に住んでいます。

新年は近所の公園にお散歩へいきました。
乗馬コースもあるとても大きな公園で、
ここでお散歩やランニングをするために
住まいを選びました。

歩きながら昨年を振り返ったり、
今年の抱負なんかを決めたりと
まったりした時間を過ごしました。

パリのような華やかさはないけど、
とても心地よく生活できるお気に入りな場所です♡

棚の上に背の順に並べられた色とりどりの小瓶。

リボンが付いているもの
キャップが木製になっているもの
丸いものや四角いもの

体温の高い部分にシュッと一振り。
去り際に空間にふりかけくぐる。

まるで魔法にかけらるような。

わたしは幼い頃から香水が好きで、
祖母や母の香水を勝手につけて遊んでいた。

可愛らしさ満点のブーケ
清潔なサボン
セクシーさを感じるムスク
甘く艶めくグルマン

化粧台にある様々な香りを纏い
ちょっぴり大人になった気になっていた。

中学生の頃、
モールの香水売り場でテスターの香水を手首にふり
好きな人と互いの選んだ香りを楽しんだ。

シトラスの爽やかさと
ムスクのダンディーさが
彼の魅力を引きたててドキドキした。

高校生になると、
母からプレゼントでもらった
Miss Diorのブルーミングブーケが
お気に入りの香りだった。

瑞々しいお花の香りが広がり
わたしの青春を彩ってくれた。

25歳の誕生日から毎年
自分へ香水をプレゼントする習慣をつくった。

その年なりたい自分に合うイメージの香水を纏う。
香りはもちろん、
その香水ができるまでのストーリーやイメージも吟味する。

今まで持ち合わせていなかった
新しい世界観や考えに触れることができる楽しいひととき。

そうして選んだ香水を纏うと
背筋が伸びるとともに新しい自分に期待し心が踊る。

今年のわたしの香りに出会うべく、
サントノーレ通りを歩いた。

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Dear あなたさま
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あなたさまの今日が
健やかな日となりますように𓂃‪𓃱𓈒𓏸

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