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一人一人の良いプレーがたくさん見られたらいいなと思う【6/1楽天戦◯】

いいですかみなさん心を落ち着かせて聞いてください。どうか気を確かに。ヤクルトは3連勝です。震える。なに?つよいの?つよいチーム?

なんと、交流戦で、パ・リーグ相手に、本日は5-2で勝ち。ちょっと信じられない。

今日もまあ心臓がいくつあっても足りない、胃がキリキリしまくり、気づけば呼吸が浅く手先に血が巡らず震えてきた気がしてきて、Apple Watchで呼吸アプリを起動して深呼吸した、というくらいの試合であった。(本当に。)

頼みのブキャさまは前回の登板を引きずっているのかやや調子が悪く、昨日以上に相手チームの得点圏ランナーを見た気がする。なんか途中よく覚えてないけどもう。

それでも、何度もピンチを迎えても途中の失点を1で切り抜けた、というのがさすがブキャさまであり、ここのところのヤクルトのちょっとした力・・・のようなもの・・・のような気がする。いや、ちょっと調子に乗りましたすみません。

個人的に今日何より嬉しかったのは、荒木がスタメンで、先制タイムリーと、犠牲フライで2打点だったこと。

まあかみさまみたいなサヨナラや満塁打を見せてくれるから誰もが期待するのは当然だとはいえ、ここぞの場面での代打の起用が多くて、そればかりだとなかなかつらいものがあるのでは、と思っていた。代打がそういう場面で打てないと落胆は大きいけれど、そもそも誰しもがチャンスで打てない状態が続く中で、代打にだけ期待してしまうのは酷だよな、と、思っていた。

だからスタメンで2打点、という今日の結果はなんかすごく嬉しかった。それがこう、荒木のこれからにつながると良いな、と思う。

だいたい、今年からファーストに挑戦しているぐっちはめちゃめちゃカッコいいけれど、その前からずっと、外野も内野もどこでも荒木は守ってきたんだ。それはやっぱりすごいことだと思う。

ただそうは言ったって、野球というのはチーム内でもポジション争いがある。スタメンで出られる枠は9人しかない。

おいおい大志そのミスはないよ・・とか、直亨そこは取ろうよ!とか、そういうのはもちろんいくらでも、ある。てっぱちのエラーで失点なんていうのは相当堪えるし、荒木にだってそこで見逃しはないよ!と思うこともあれば、ぐっちにここで併殺はきつい・・と思うことだってもちろんある。

でもおんなじくらい、誰しもの最高のプレーにこっちはワクワクさせられている。時には泣かされている。それはほんとうにあほなんじゃないかと思うけど、結構しょっちゅう泣いている。

だからできることなら全員のプレーを見ていたいなと思ってしまう。内野なんてもうさ6人くらいで守れたらいいのに。荒木もやちくんも藤井ちゃんも奥村も川端も大志だってみんなのプレーが見られたら良いのになと本当は思う。でも、当然そういうわけには、いかない。内野の枠は四人だけだし、何と言っても「ヤクルトのセカンドは日本で一番(レギュラー取るのが)難しいポジションですよ。byてっぱち」である。(なみさんトークショーより)そこにもドラマがあって、私たちはつい、ひきこまれてしまうのだろう。

当たり前だけれど、それぞれの選手に良いところがあり、強みがあり、それが合わさってチームができる。なんでも完璧にこなせる人はいない。これぞという強みがあれば、試合に出ることができる。(だから私は田代みたいな選手ってすごくいいなと思っている。)

チームが勝つため、がもちろん一番なのだけれど、でも一つでも、いろんな人たちの良いプレーがたくさん見られたらいいなと思う。若い選手がどんどん成長していく姿も、そしてベテランが必死にレギュラーにくらいついてゆく姿も。

DHがあって野手の枠が一人増える交流戦というのは、そういう意味でもたくさん見所があっていいものだ。チャンスなのだろうな、みんながんばってください。

・・・「楽しい」とか、野手の枠とかを考え始めた私、こんな余裕でいいのだろうか。なんか勝ちすぎて不安になってきた。(いや三連勝ですけど・・)


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