虫明 麻衣(Mai Mushiake)

ライティング・編集・プランニングなど。書く/伝える。 本家「むしこ日記」はつれづれ更新中 http://mushiko.com/ お仕事等のご依頼は mai.mushiake@gmail.com まで。 野球がなくてひますぎてしにそうなオフの過ごし方のご提案はツイッターまで。
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神宮球場の「買ってよかった!」座席  【風に吹かれてビールを飲む内野席編】(2019年4月更新版)

晴れの日も雨の日も(まじでずぶ濡れになりながら)風の日も、暑い日も寒い日も、とにかく神宮へ行った。だいたいいつも、子どもたちと一緒に。そして時には、元同僚の愛する先輩たちとともに。ある時は野球好きのお友達とともに。「定位置」というものはなくて、外野でも内野でもよく観戦した。

私はあくまでも観戦初心者だけれど、その都度違う席に座りながら、ここはなかなか良いなとか、同じ金額ならこないだの方がよかった

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あの日11号館で「愚直であれ」と学んだように【7/16巨人戦●】

それは結局、恋と同じなのだ。

基本的にはうまくいかないことも、求めれば求めるほど指の間をすりぬけていくことも、本当の気持ちは口には出せないことも。

報われぬ恋なのだと知っている。どれだけ笑っても、例えば同じ時間を過ごしても、その恋が、求めるままの結末を迎えることは決してない。

だけど、それは私の人生にかすかな痛みを伴いながら、ささやかな彩りをもたらす。

誰かにとってそれは、生きているなぁ、

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良くも悪くもそれは想像をこえていくから、ドラマになるのだ【7/15巨人戦●】

「ああこれはだめだ絶対取れられる・・・」と、いう場面を結構何度か迎えた。ランナーを背負ったうめちゃん、回またぎのうめちゃん、ヒットを許したこんちゃん…。でもその私が恐れた危機は、意外なほどにあっさりと乗り切った。

そのたびに私は「うんうん、いけると思った」と、手のひらを返した。

だけど回またぎの五十嵐さん、は、その嫌な予感がしっかり的中してしまった。そのエラーと2ランは、とてもとても痛い3失点

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阪神ファンと、広島ファンと、ヤクルトファンと、オールスターと。【7/13オールスター戦○】

「お昼くらいに集合してお好み焼き食べに行こうよ。とりあえずお好み焼き」

いつものことだけれども、この人たちとの約束はぎりぎりまでとてもゆるい。「お昼くらい」が何時かもよくわからないし「お好み焼き」のお店がどこにあるかもわからない。近所に住んでいる友達じゃないのだからもう少し計画的にきっちり物事を決めても良いのでは、と思うけれども、もう10年ほどこんな感じでやってきているので今更変えられるわけもな

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たいしのバントと、雄平の代打と、それぞれの役割と。【7/10横浜戦◯】

あのスクイズが決まらなかった時のことを、今でも何かあるたび思い出す。あの日、たいしはどんな気持ちでベンチに戻ったのだろう。そして、どんな気持ちで戸田へ向かったのだろう。

今日、たいしは、8回裏、1アウト1塁の場面でバントの構えを見せた。

あの日と同じことを私は思った。いや待って、たいしには打たせてあげて、と。

たいしは、1球目で失敗し、2球目は見送った。あの日のスクイズ失敗が頭をよぎる。でも

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その1点は重いプレッシャーにもなるけれど【7/9横浜戦●】

去年、宮古島で見ていた広島戦で、初回に4点の援護点をもらったじゅりが、ベンチの中で、えらく不安げな顔をして座っていた。

宮古島のきれいなビーチを目の前に、いやなんでやねん!と、私はつっこんだ。4点ももらったんやん!自信持って投げればいいやん!と、私は海に向かって叫んだ。どちら方面が神宮かはわからないけれども、とりあえず海の向こうに神宮はあるのだろう。

でも今、この時のじゅりの気持ちがなんとなく

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