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ひるおびの取材を受けて、改めてnoteと私をふりかえってみた

「ひるおび」のnote特集を見てくださったみなさま、ほんとうにほんとうにどうもありがとうございました!

放送時、私は那覇に到着したばかりでホテルのチェックインもまだだったためリアルタイムでは見られず、(というか、今もまだほとんどの部分を見られていない。恥ずかしくて。)子どもたちと首里の町を歩きながら、友人たちから続々と来る「出てるよ!!」報告にどきどきしていました。みなさまお昼前の貴重な時間を割いてくれてどうもありがとう。そして Mayim さん、ビデオ出演ほんとうにほんとうにありがとうございました・・・!!!読者の方のお話ってなかなか聞く機会がないので、とってもとってもうれしかったです。

Mayimさんのnoteはこちら!

改めてnoteとヤクルトについて取材を受けて話していると、私自身のnoteとヤクルトの向き合い方についても振り返ることになりました。やっぱり私はヤクルトと、書くことが好きなんだよなと改めて思った。大変なこともあるけれど(両方。)その両方が、私にとって大切な時間です。

さて、テレビではたぶん大部分は放送されなかったけれど、事前にいろいろTBSの方から質問をいただいていて、取材の前に軽くまとめておいたメモが手元にあります。せっかくなので、ここに残しておこうと思います。

■収入は意識している?

収入のために書いているわけではないので、普段はほとんど意識していないです。おかげでよく売上申請を忘れます…。でも、改めて売上を見ると、こんなに読んでくださっている方がいるんだなとすごくうれしいです。

■一番収益のあがった投稿が分かれば...その時の投稿で意識したこと

私の場合は、ほとんどが定期購読の方です。最初に有料化した「神宮球場のおすすめの席」の記事は定期購読のマガジン内ではないのですが、今でも購入してくださる方がいらっしゃいます。

これは収入を意識して有料にしたわけではなくて、わが家がよく座る席なのでプライバシーのためというところも大きかったのですが…。「how to」系のものはやっぱりニーズがあるのだなと思います。

無料でよく読んでもらった記事はこんな感じです。

上田選手の戦力外のニュースがあった時に書いた記事

武内選手のファンの方と出会った日の記事

(おまけ:TBSの方が読んで声をかけてくださるきっかけになった記事はこちらです!)

■ノートで収入を得た時の気持ちは?

観戦エッセイは最初は無料でアップしていたのですが、有料にするときはすごく悩みました。わざわざお金を払ってまで購読してくださる方がほんとうにいるのかというのも不安でした。でも始めてみると毎月読んでくださる読者の方がついてくださって、「お金を出しても読みたい」と思ってもらえることが本当にうれしかったです。

有料にしたのは、副業にしたいとかではなく、仕事もある中で毎日のアップがどうしても大変になってきて、でも楽しみにしてくださっている方はいたので、いっそ有料にして、自分も責任をしっかりもって書いていきたいなと思ったからです。

今はヤクルトファンの方だけじゃなくて、他球団のファンの方も定期購読してくださっていて、それもまためちゃくちゃうれしいです。

たまに、虫明さんの観戦エッセイを読んで、野球とは全然関係のないことの悩みがちょっと軽くなりました、という言葉をいただくことがあります。そういうのはもう、ほんとうにうれしいです。こちらが泣いてしまいます。

■投稿を行う際に意識しているポイントは

私がヤクルトファンになってから、ありがたいことに優勝も日本一も経験したのですが、でもそれでもトータルで見るとBクラスが多いし、勝った試合より負けた試合の方がもうずっと多いです。それでも、とにかくネガティブにはなりすぎないようにというのは意識しています。もう、人生だって勝つことより負けることの方がずっと多いんだからと思ってやっています。

大好きな作家の村上春樹さん(ヤクルトファン)が「ペンを持つ限り必ず誰かを傷つける」というようなことをどこかに書いていらっしゃった記憶があるのですが、それをいつも意識するようにしています。意識してもしていなくても、書くことで誰かを傷つけてしまうことはどうしても絶対にありえるから、そこは気をつけても気をつけすぎることはない、と思っています。感情的になるスポーツの応援だからこそ。

例えば私はヤクルトファンなので、負けたときは相手チームのめっちゃ打ちまくった選手とかにももう、がるるるるる一生顔見たくないわ!!と、思ったりするんですが、でも相手チームのファンももちろんいらっしゃるわけで、その方たちがものすごく嫌な気持ちになるような書き方はしないでおこう、とか、そういうことはいつも意識しています。

あとは私は野球に関してはまったくプロではなくただのファンなので、配球に関してとか作戦のこととか、そういうことはほとんど書かないというか、書けないです。そういうのはプロのスポーツ紙の記者さんの方がずっと詳しいので、おこがましいことは言えない。と、思っています。だからあくまでも球場で感じた空気とか、私自身が感じた気持ちのことを書くようにしています。

■本業であるライター・編集者との取り組み方の違いは?noteはあくまで趣味の延長で気楽に?

仕事という意味では本業の編集業やライティング業の方が収入的にもずっと大きいので、noteは趣味といえば趣味なのですが、でもこちらは編集者さんが間に入らないので、逆にものすごく気を遣うというか、アップするときはいつもちょっと緊張します。「気楽に」という感じではないです。「書く」という責任の重さはまったく同じです。

■これからノートを始める人にとって何が「ネタ」につながるのでしょうか

私はヤクルトの試合を見ながら、この気持ちを誰かに思いっきり話したい!!でも周りにはそんなに熱狂的なヤクルトファンはいない!!という気持ちから、とにかく誰に向けてでもなく気持ちを書き始めました。まずは自分の好きなこととか、好きすぎてとか感情が動きすぎてとにかく誰かに言いたい、といったことでもいいと思います。

伝えたいと思って始めたことで、好きなことで好きな文章を書き、誰かに読んでもらえる、印象に残してもらえるというのは、ものすごくうれしいことだと思います。

■ノートを始めるときのネタ選びのポイントをアドバイスできれば...

コロナ禍で学校が休みになって毎日子どもたちが家にいたときに、子どもたちのきょうだいげんかがあまりにもしょうもなさすぎて、見てるとイライラするんですけど、でもこれnoteに書いたらおもしろいんじゃない?と思って記事にしたりもしました。けっこうたくさん読んでいただいています。自分には当たり前だったり大変だったりすることも、見方を変えれば「ネタ」になると思います。


いつもは「取材する側」の仕事をしていますが、「取材される側」になってみて勉強になることがたくさんたくさんありました!熱心にお話を聞いてくださったTBSのみなさん、そしてnoteのもりもとさん、ほんとうにありがとうございました!

そしてそして改めて、いつもnoteを読んでくださっているみなさま、いつもほんとうにありがとうございます。感想や、こんなの書いて!などあれば、ほんとうに遠慮なくがしがし送ってください!マシュマロでもDMでもコメントでもなんでも大丈夫です!!


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