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5連勝!一度ダメでも切り替えるのが大事、なのかもしれない【6/3楽天戦◯】

人生、思いもよらぬことというのが起こることはもちろん、ある。息子がいつの間にか宿題を終わらせていた、とか、オットがゴミ出しをしていた、とか。しかし、「ヤクルトが五連勝する」というのはそういうのの比にはならない。あまりに予想外すぎる。どうした、世界は終わってしまうのか。

ちょっと書くのもためらわれるのだけれど、今日は3-2で勝ち。これで5連勝、交流戦2カード連続勝ち越しである。勝ち越し?それすらよく知らない単語なのに、5連勝とかちょっと本当に意味がわからない。

今日は結構、守備(もちろん投手も)に助けられた試合だったなと思う。攻撃はまあいつも通り、もっと点が取れるチャンスはあったし、歯がゆくはあったけれど、でもその気の抜けない接戦をこれだけ勝てたのは、なんというか良き切り替えがあったからなのだなと思う。

いつもぐっちで恐縮ですがぐっちは最初の打席で昨日に引き続きダブルプレーを取られた。5回表、二死一、三塁の時も、ショートゴロに倒れてチャンスを生かせない場面があった。

だけどダブルプレーを取られた後、3回裏、レフトへのヒットを完璧なというか華麗なというかもう素敵な?いやなんだ?とにかくかっこいい本塁への送球で追加点を許さずピンチを救った。チャンスを生かせなかった後の打席では、四球→盗塁→ハタケの内野ゴロの隙に三塁から本塁への神走塁(いやこれほんと神だった・・)で貴重な決勝点をとった。(あとぐっちが盗塁決めたあと、ココがバットの持ち方変えて、ぐっちのために・・・!という顔になって、ちゃんとヒット打ってつなげてくれたのがめっちゃよかった。泣けた。)

ミスとか、期待に応えられない場面があった時、私なんてそれをがっつり引きずってしまう。切り替えようと思っても、そんなにうまくいくものじゃない。仕事でミスがあると、自分で勝手に萎縮してしまって、さらにミスが続いてしまったりする。

でも、切り替えていけるものなのだな、と、今日の試合を見ながら思う。一度ダメだったら次もダメなんじゃ・・と思うんじゃなくて、一度ダメなら、次で取り返そう、別の方法で貢献しよう、その中でできることをやろうと、そういう切り替えができると、めちゃくちゃ強い。

これはぐっちだけじゃなくて、例えばてっぱちは、交流戦で昨日までヒットがなく、今日は今シーズン初めての盗塁死もあった。(今まで失敗がなかったのがすごすぎるわけだけど。)

それでも盗塁死の後またヒットを打ったし、何より守備でめちゃくちゃピンチを救ってくれた。てっぱちの守備がなければ3点くらい取られてたかもしれない。

野球は得点を取る攻撃と、得点を取られないようにする守備の両方の時間がある。点を取れなかったら、取られないようにする、というのが最低限の挽回方法になる。なんかそれを執念深く繰り返す人たちを見たな、という気がする。

打率が10割のバッターはいない。得点圏打率が10割というのもありえない。3回に1回打てれば良い方だし、2回に1回のチャンスを生かすことができればそれは天才だ。つまり、どんなに良いバッターでも3回に2回は打てないし、2回に1回はチャンスを潰す。そこで、どう切り替えるのか、次にどう生かすのか、何で挽回していくのか、それがきっと大事なんだ。

まあそういったわけで、チーム全体としても6連敗が2回あったけど5連勝が1回あったので、なんだちょっと数字的には割があっていない気がするけれどもいろいろ差し引いて私はもう満足ですありがとうございます、という話です、うん。

来週からはなんかめっちゃ怖いパ・リーグの人たちに当たりますけれども何卒お手柔らかにおねがいいたします・・・としか言えない・・・


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