見出し画像

私と頭痛

今日もまた、会社を休んでしまった。
目を開けた瞬間、凄まじい頭痛。とりあえず吐いて、水を飲んでクッキーをたべてロキソニンを飲んでよたよたと布団に戻る。

ここまでの文章を読んで自分でも二日酔いみたいだなって思うけど、私はもう5年くらい、1滴もアルコールを摂取していない。

最近、お医者さんからもらっているロキソニンも効かなくなってきていて、3日間ぐらい頭が支配されていて、しんどい。涙が出るが、頭を動かすと余計に痛みが増すので嗚咽を我慢する。

対策はもちろん色々している。
双極の症状緩和も兼ねて朝夜のストレッチ、睡眠時間の確保、人混みに行かない(駅ビルなんて絶対行かない) 、湯船にしっかり浸かる、外出は耳栓とサングラス、仕事中も耳栓とブルーライトカットメガネに定期的なストレッチ。スマホは光がしんどいので白黒設定。喫煙所、喫煙者の側には近づかない。
香水はおろか柔軟剤も匂いがしんどいので使わない。
ネックレスとかピアスとかポニーテールは頭痛を誘発するのでもう何年もしていない。
おかげでピアス穴は塞がってしまった。

今日の頭痛の予兆はあった。夜寝る時のアイマスクの匂いが気になった。いつもと違う素材の服を着た。コンタクトをいつもより2時間くらい多く着けた。
それでも、普通の人間は、そんな事で頭痛が起こってましてや会社を休んだりはしない。

私の世界はどんどん小さく狭くなっている。それなのに、私は私のことをどんどん制御できなくなっている。

これが「老い」なのだろうか。私の寿命は人の三分の一くらい。そう思えば納得できる。

会社の人に迷惑をかけている、自分なんていない方がいい、でも働かないと。
迷惑ばかりかけて周りの人も自分もしんどくて、なんで死ねないんだと布団の上でジタバタする。

私は10年の不妊治療を経て産まれてきた子どもだ。私は本来生まれるべき存在ではなかった。産まれてしまって、脳も神経も脆弱で、なぜ産んだのだと、なぜ生命ができる前に諦めてくれなかったのかと、そんなことしか考えられない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?