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十津川警部「悪夢」通勤快速の罠の推薦図書

十津川警部を今まで50作品以上読んできた中でも、これは面白い!思った作品を紹介します。
まず、あらすじとしては

https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334776053

中央線で通勤する本間は、同じ電車で通う若いサラリーマン中村と親しくなった。偶然乗り合わせた下りの終電で、女性にからんでいた男たちを諫めた中村が、彼らに連れ去られるのを目撃する。翌日、中村の刺殺体が発見された! 警察に通報するべきか。男たちに顔を見られていた本間は報復を恐れ、口を閉ざすことに決めるのだが――。迫真のミステリー長編。

というものです。

通勤電車で実際にこういう事件の遭遇や目撃の当事者になってもおかしくないようなところがまずいいです。男たちに顔を見られて、サラリーマンの中村が決断を迫られる場面や読んでいて常に恐怖がつきまとう感じが本当に面白いです。
普通のサラリーマンが当事者になるわけですから、もしも自分だったらと共感できるのもいいですね。
作品を読んていて、これからどうなっちゃうの感が最高で一気読み必至というくらいページをめくる手が止まりません。この作品を読む際は絶対にシーンとした静かな空間で読んで下さい。賑やかなところとかテレビをつけていてはダメです。夜に読むのはもっと怖くなるのでやめた方がいいです(笑)
読んでいて、そういう展開になるかー!とかえーー!と心の中で叫びました。長編作品ですが、1ページも無駄がなく、最後まで読み終えると他人に勧めたくなること間違いなしです。


有隣堂のキャッチコピー「本は心の旅路」 

いいですね。

本を読んでいると地球にいながらにして異世界に連れて行ってくれるような感覚になれます。本は漫画でも小説でも素晴らしいものです(^○^)


では、また。

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