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The Whoってバンドがすごいカッコいい

この前、「聲(こえ)の形」っていうアニメの映画を見た。
予備知識いっさいなしで気軽に見ていたら、とんでもない名作だった。
人間が誰しも持ってるであろう、ある種の目を背けたくなるような性質を的確にえぐり出して見せつけてくれた映画だった。
登場人物に対して「あ~、分かる分かる」とか「こんな奴、居たなぁ」といったような共感というレベルを超えて「これは自分だ。自分だった」とシンクロすることができる。
場合によっては過去の記憶がフラッシュバックして、この映画を見るのが辛くなる人も居るんじゃないだろうか。
それほどに人というものの弱さを的確に描き出してる。
この映画を予備知識なしで見られてよかった。
映画っていうのは前情報をいれない方が面白くなる。
だから、ここであらすじも書かない。見たければ好きに見ればいいと思う。

さて、今日の本題。
この「聲の形」のオープニングで流れる曲がすごいカッコ良かった。
見たあとも「そういえばあの曲、良かったなぁ」と時々思い出して
ずっと気になっていた。
そのうちにテレビで見た、実際にあった猟奇殺人をドラマ化した「3つの取調室」という番組でも、同じ曲が使われていた。
「ああ、やっぱり良い曲だな」と思って誰の曲なのか調べたら
「The Who」という世界的に有名なバンドの曲ということが判明した。
たぶん「え!?お前、The Who知らなかったの!?」って驚かれるレベルのバンドだ。俺は知らなかった。
自分は人と音楽の話をすることがないので、持っている情報がかなり偏っているのだと思う。
だから何が有名で、何が流行っていて、何が盛り上がっているかっていうのを知らない。自分が聴きたい曲をただ聴いてる。

そしてThe Whoの曲をいくつか聴いている内に気付いた。
「俺、このバンドの曲、聴いたことあるぞ!!」
海外ドラマに「CSI 科学捜査班」というドラマがあるのけど、
このシリーズでThe Whoの曲がオープニングテーマで使われてるのだ。
よく見てたドラマだったので、俺は知らずの内に何回もThe Whoを聴いてた。
「あ~、このバンドだったのか!」と思わず膝を打った。

ベースの人とドラムの人がすでに亡くなっているということを知って少し悲しくなった。
最近は「聲の形」で使われたあの曲が、頭の中でヘヴィーローテンションで流れてる。


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