こんにちは！

先日、ラーメン屋さんで汁無台湾麺を食べていたとき、この曲が流れてきました。

なんて心に響くのだろう。

back number の「アイラブユー」

泣ける。

それでは、まずは聴いてみてください。

〈 back number,  アイラブユー 〉

いかがでしたか？

胸に染み込んできますよね。

プロデューサーは小林武史さん。

ミスターチルドレンのプロデュースでも有名ですよね。

「アイラブユー」は配信限定シングルで、2022年10月24日リリース。

TikTok で先行配信された後、配信リリースされたそうです。

「配信限定シングル」
「TikTok で先行配信」

CDで音楽を聴く私にとっては、時代の移り変わりを感じます。

また、この曲は NHK朝ドラ『舞いあがれ！』の主題歌になっています。

「アイラブユー」というタイトルからも想像できるように、
この曲は失恋ではなくて、
恋人と愛を育んでいる時期の歌。

パートナーとポジティブな関係性を保っている状態での主人公の心情を歌っている。

なのに不思議なことに、

ボーカルの清水依与吏 (しみず いより) さんが歌うと、せつなさや愁いを帯びた曲に聴こえる。

まるで片思いをしているかのようなせつなさ。

それが back number の真骨頂なのだろう。

先ほどの オフィシャル you tube では、洗練された鮮やかな映像を魅せてくれるため、

そんな愁いを感じにくいかもしれないが、

NHK の公式 you tube (ショートバージョン) では、ずっとメンバーが演奏している飾らない映像であるため、

生の back number を感じることができ、愁いがダイレクトに伝わってくる。

先ほどの洗練されたオフィシャル you tube だけでなく、ぜひこちらの動画でもこの曲を味わってほしい。

ところで、

清水依与吏さんは、この曲について、

「いなくなってほしくない人のまわりに浮かんだもので作りました」

とコメントしています。

たとえば、この曲の歌詞に次のような１節がある。

「偶然」「運命」「君の顔」「人生の意味」「アメ」

なんたか考えさせられます。

この中で「アメ」というのが、back number らしいと思う。

名曲「わたがし」を思い出させます。

あの頃は、片思い全開で「わたがし」になりたいという、なんともせつない心情を歌っていた清水さん。

今は片思いではなく、パートナーと「想い」を育む関係性となって、

相手からもらった「アメ」に人生の意味を見いだすようになった。

曲の主人公は確実に成長している。

〈 back number,  わたがし 〉

清水さんの書く歌詞は、back number の大きな魅力のひとつ。

この曲も、サビで歌われる言葉がスッと胸にしみこんでくる。

この言葉を、、

せつないメロディーにのって歌われると、もはや感動しかない。

そして最後は、次のように続く。

なんて心に響く言葉だろう！

もし、、

この曲の主人公が長い時間と道のりを経て、苦労を重ねたうえで、ようやくパートナーとの今の関係にたどりついたとする。

だけど、そんな苦労は無駄ではない。

これまでの苦労が深ければ深いほど、、
より綺麗な花束に変わるからです。

清水依与吏さん、本当に心に響く曲を書く。

というわけで、

今回は、back number の「アイラブユー」を紹介させていただきました。

それでは、最後にもう一度聴いてみてください。

それでは、また！

〈 back number,  アイラブユー 〉

■ 執筆者 : 松岡 学

高知工科大学 准教授。数学者。音楽ファン。

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このとき、私は冬の back numberの魅了を語っています！

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ぜひ、お聴きください！

■ 松岡学による back number のコラム

◆ 冬に聴きたい back number　～ 西藤公園、ヒロイン ～

◆ back number のクリスマスソングばかり私が聴いているわけ

◆ back numberの音楽を聴いて、めぐりゆく季節を感じてほしい

◆ 深く心の奥底に響く平沢進「空転G」× 淡い恋心がせつない back number「ヒロイン」