ドイツに帰れなくなった私、毎晩涙で枕を濡らしました。

いきなりですが、私、5月中旬あたりまでドイツに帰れなくなってしまいました。

もともとの予定としては、一昨日終えたコンサートのあとすぐにドイツに帰る予定でしたが、ドイツとチェコ間の国境規制により、帰れない(帰らない)という選択をしました。

理由としては、一ヶ月後の公演に無事に何事もなく入国できるかどうか、今ドイツとチェコを行き来するリスクは想像するより難しく、“絶対“という確証はないため止むを得ず、チェコに滞在することとなりました。


本当にドイツに帰りたくて、チェコに残るという選択をしたときには涙が止まらなくなり、かなり精神的に不安定になっていました。チェコはもちろんとても素敵な場所、人、環境にあふれていると思いますが、やはり何よりも私自身の心を保つためには一度住み慣れているドイツに帰り、自宅で一息ついて、またエンジンをかけて頑張りたかった、というのは本音です。


私にとって、チェコで暮らすということは何もかもが新しい環境や物事に溢れていて、心がパンク寸前でした。気が休まるときが本当に少なく、いつも考えることはドイツにいる友達や家のこと。
今ではもう帰ることを諦める決心がついているので、なんとかいい方向に捉えようと努力しています。

でもまさかこんなにドイツに帰れないなんて思ってもみなかったことで、私はドイツが好きで、必要な場所で、とても大切なんです。


3ヶ月程度、仕事のためになんとか自分自身に言い聞かせてあと少し、あと少しとやるしかないですね。その覚悟が私には足りなかったのかもしれません。
(前述で諦めの決心はついていると書きましたが、こうして文章を書いていると、すごく気持ちを引きずっていますね😂)

でもまずは私に与えられた仕事をきちんとこなすことを念頭に置き、心のなかでドイツ帰還へのカウントダウンを行って、いいモチベーションに繋げられたらなと思います。笑



ということで、まだまだチェコ滞在記は続きます😂😃



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