Sana

Hallo Leute! 2019年1月~ベルリンへ移住。 2020年9月~ライプツィ…

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Hallo Leute! 2019年1月~ベルリンへ移住。 2020年9月~ライプツィヒで大学院生となる。 2021年1月〜チェコのオーケストラでアカデミーの一員となる。 ドイツでの生活のことを中心に、日々を書き留めていきます。

最近の記事

ただひたすらに、信じてやりつづけること。

今日は一週間に一度行われているレッスンの日だった。 私は打楽器を学び始めて、今年で12年目となる。私の音楽のキャリアの最初はピアノで、それを含めるとすでに20年という長い年月の間、片時も音楽から離れることはなかった。この長い年月を積み重ねてきた今、思うことは回り回って最終的に、基礎がとても大切だと痛く感じている。 今日のレッスンでは、“日本にいたときと残念ながら変わっていないね。”というコメントを頂き、自分自身に対して落胆、残念、もっと出来るはず、という感情が次々と襲って

    • ドイツに帰れなくなった私、毎晩涙で枕を濡らしました。

      いきなりですが、私、5月中旬あたりまでドイツに帰れなくなってしまいました。 もともとの予定としては、一昨日終えたコンサートのあとすぐにドイツに帰る予定でしたが、ドイツとチェコ間の国境規制により、帰れない(帰らない)という選択をしました。 理由としては、一ヶ月後の公演に無事に何事もなく入国できるかどうか、今ドイツとチェコを行き来するリスクは想像するより難しく、“絶対“という確証はないため止むを得ず、チェコに滞在することとなりました。 本当にドイツに帰りたくて、チェコに残る

      • チェコでの初演奏会!エキサイティングすぎました。

        こんにちは😃 ここチェコでは、信じられないくらいの寒波が襲っており、朝カーテンを開けるやいなや、目に飛び込んでくるのは鋭利なツララ、そして歩いているとまつげが凍ってきて、雪に足をとられ危うくスッテンコロリンという運命を辿りそうになり、なんとか疲れきった状態で劇場に通っています。笑 今日は先日行われたチェコでの初本番について綴っていけたらなと思います。 演奏会は先週の木曜日、約1週間前の20時にライブ配信という形で行われました。 このような状況の中での演奏会というのは、私

        • チェコでの生活が始まりました。

          こんにちは。 今日はチェコでの生活のことについて書き連ねていけたらなと思います。 まず、私の生活拠点は基本的にドイツにあるのですが、多くて月の半分くらいはチェコにいることもこれからあるかと思います。 今回はなんと約1ヶ月チェコに滞在するということで、全てが新しいチェコでの生活のスタートです。😆 まずは今回いつもと違うことは、電車以外のすべての公共交通機関がストップしており、チェコへ入国する際に、目的や個人情報、電車の番号までを記載したものをメールで送信する必要がありまし

        ただひたすらに、信じてやりつづけること。

        • ドイツに帰れなくなった私、毎晩涙で枕を濡らしました。

        • チェコでの初演奏会!エキサイティングすぎました。

        • チェコでの生活が始まりました。

          外人局との戦い in Leipzig

          つい先日、ビザの更新があったので外人局へ行ってきました。 結果的に2年間更新することができたので良かったのですが、取得するまでの記録として書き記しておきたいと思います。 まず、ビザの更新期限は1月の下旬くらい。11月にはポストに記入しないといけない書類が投函されていたので、それを記入し、また更新に必要なその他の書類等も合わせて、メールに全て添付して外人局へ送ったのが12月くらいだった記憶。 今はコロナの時期ということもあり、直接外人局に行くことができず、全ての提出書類はポ

          外人局との戦い in Leipzig

          気がつけば年が明けていました。

          こんにちは。いつもの通り、気がつけばいつも時間は過ぎていて前回のノートもいつ書いたかな、という感じになっています。 毎日のことをこなすのに一生懸命で、なかなかこうして自分の考えや雑感を書くことが後回しになってしまいます。 さて、気がついたら年が明けていたわけですが、ドイツで年を越すのは2回目。前回はあまりの花火の轟音に、ここは戦場か、という戦慄を覚えたのも記憶に新しく、もう1年経ったのかとびっくりします、毎年のことながら。 今年はコロナの影響もあり、花火の打ち上げ禁止とな

          気がつけば年が明けていました。

          ドキドキの学校生活がスタートしました。

          こんにちは。 すでに学校がスタートして約1ヶ月が経過します。 改めて、時間が経つのは早すぎるなと感じるとともに、その瞬間、瞬間の時間をきちんと有意義につかえているかな、と自身に問いかけるいいきっかけになっています。 さて、約1ヶ月間まずは学校で無事に過ごせました。記録として書き留めていけたらいいなとおもいます。 ・ミーティング まずはクラス全員(一部どうしても来れない生徒を除いて)で、クラスミーティングがありました。 密を避けるために、廊下に椅子を円に並べて教授の合図

          ドキドキの学校生活がスタートしました。

          ライプツィヒでの住民登録が予想以上に大変だった話。

          こんにちは。 今日は私が今住んでいる街、ライプツィヒの手続き関係で意外と手こずった話です。 まず、ドイツでは引っ越してきて2週間以内に住民登録を役所に行って行わなければなりません。 だがしかし、、、私はライプツィヒに引っ越してきてすぐに、コロナの影響により、すぐ日本に一時帰国しました。 そのような事情もあり、住民登録ができたのはなんと引っ越してきて半年以上経ったころでした。笑 住民登録がないと、本当に不便なことがいっぱいで、例えばビザの申請の際は必ず提出を求められます

          ライプツィヒでの住民登録が予想以上に大変だった話。

          まさか、こんな世界に生きるなんて想像もしていなかった。

          こんにちは。 私が住んでいるドイツでは明日から再びプチロックダウンが始まります。前回のロックダウンのときは、ドイツから脱出できなくなる前に日本へ帰国したので、実質私にとっては初めてのロックダウンを経験することになります。 今回行われるロックダウンの内容の一部は、劇場やコンサートホールなどの芸術関連施設などが閉鎖されることとなっており、予定していたコンサートもキャンセルになってしまいました。 その他にもスーパーなどでの入場制限、マスク着用の義務化、会食や集まりでの人数制限な

          まさか、こんな世界に生きるなんて想像もしていなかった。

          アカデミーに合格しました!【チェコ】

          こんにちは。 先日あるオーケストラのアカデミーオーディションを受験しに、バスで3時間ほど揺られチェコへいってまいりました。 結果は。。。無事に合格をいただくことができて2021年1月からアカデミーに在籍予定です。(期間はなんと2年間!) なんというか。。少しホッとしたというか、止まってはられないんだけど、ずっと緊張の日々が続いていたので、まずはなんとか結果として残せたというところに胸をなでおろしています。 このオーディション、本来であるならば2020年3月に行われていた

          アカデミーに合格しました!【チェコ】

          ドイツに戻ってきました。

          お久しぶりのノート。(いつも言っています) 私は約半年の日本滞在を終え、今はドイツのライプツィヒという街に戻ってきました。 今後、半年も日本に帰れる機会はそうそうないだろうな〜、なんて思いながら、日本滞在を楽しむことができました。 日本は今のところ、コロナの危険地域に指定されていないため2週間の自宅待機の必要はなく、着いて2日後には家の掃除とゴミ収集所に廃棄物を抱えて持っていっていました。笑 羽田空港からの国際線は私が搭乗したターキッシュエアラインズ(トルコ行き)と、ル

          ドイツに戻ってきました。

          ハイコンテクストの日本で23年間生きてきた私にとって、ローコンテクストのドイツに渡って生きることは驚きの連続だ。

          タイトルにある通り、「ハイコンテクスト」であるといわれている日本と、「ローコンテクスト」であるといわれているドイツの、2つの離れたところで暮らしている私の目にみえることを、感じるままに書いてみようと思います。 そもそも、「ハイコンテクスト」「ローコンテクスト」とはなにか? 国や地域により生まれるコミュニケーションスタイルの特徴のこと。 ハイコンテクスト:コンテクストの共有性が高い文化のことで、伝える努力やスキルがなくても、お互いに相手の意図を察しあうことで、なんとなく通

          ハイコンテクストの日本で23年間生きてきた私にとって、ローコンテクストのドイツに渡って生きることは驚きの連続だ。

          海外生活は想像以上に修行の日々である。

          私がドイツに移住して手放した感情。それは、「期待と執着」だ。 それら2つの感情を手放したことで、これまでに見えていなかった世界を知ることができ、そして自身の内から溢れてくる感情に気づくことが出来た。 恥ずかしい話だが、これまで私は自分の思い通りにならないことがあったら、「怒り」という感情がすぐに顔を出し、それを相手にぶつけることで解決しようとしていた。今思い返すだけで、相手に本当に申し訳ないと思う。そして、そうすることでしか自分をコントロールできなかった自分を本当に恥じて

          海外生活は想像以上に修行の日々である。

          祖母と私が持てる時間を、今日の新月に祈る

          私の祖母は余命2ヵ月と診断されている。 昨日、能を教えている先生と話す機会があった。 その先生が教えてくれた。「今日は2020年に2回しかない一粒万倍日という日であるけれど、明日は新月だから何でもいいからあなたが叶えたいことを祈りなさい。そして、それはきっと満月に叶うわよ。」と。 そのときに1番に頭に浮かんだことは、祖母との時間を出来るだけ長く持てますように、ということだ。 きっと、日本で一緒に私達が過ごすことができる、"さいごの時間"であると感じるから。 祖母はこれ

          祖母と私が持てる時間を、今日の新月に祈る

          派遣社員と短期バイト in Japan

          一時帰国している今、もっぱら私が集中して行っていること。 それはズバリ、”お金を稼ぐこと”だ。 というのも、今私はドイツにも家を借りているのだが、悲しいことに、空気に家賃を払うハメになっており、最低でも家賃分くらいは稼ぎたいと思い、アルバイトを探した。 2つの違う仕事をしているのだが、1つは派遣会社に登録し、いい仕事があったら紹介して頂き、現場に行くという感じ。こちらはコロナの状況により変わってくるので、1カ月ごとの更新になっているのだが、今のところ継続して2カ月働かせ

          派遣社員と短期バイト in Japan

          私の眼に映る、久しぶりの日本

          久しぶりの帰国、まずは約1年と4カ月ほど日本を離れて過ごしてみて、帰って来た時に受けた衝撃と気づき(逆カルチャーショック?)を、徒然なるままに書いてみようと思います。 ・あらゆる場所、人々、清潔すぎないか? これはまさに日本に降り立ち、トイレに入った時、大げさと思われるかもしれませんが、「私、ここに住める」と思いました。笑 トイレだけではなく、スーパー、あらゆる施設、公共交通機関など、挙げたらキリがないですが、とにかく清潔で保たれていて感動します。私が住んでいたベルリン

          私の眼に映る、久しぶりの日本