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“耕作放棄地を自然栽培畑に”②

作業2日目〜7日目

しばらく日記が空いてしまったが、作業は毎日続いていた。

枯れ草の撤去が終わり、ようやく始めることができた。過去に一度やったことがあるのを思い出しエンジンはかけることができた。

しかしアクセルなる部分が分からず当日はかけることができなかった。

その日のうちに使い方を夫と義父にきいて習得。

次の日無事刈ることができた!

刈った草は集めて乾燥させる。

義父が、週末畑に行く途中の道を草刈りしてくれた。さすが仕事でもしているだけあって、きれいで早い。びっくりした。かなり歩きやすくなって2歳の娘も入ることができる。

義父は、”機械もってきて耕したらだめなのか?”と尋ねてきた。私は不耕機でやりたいからと言う。”どうかなーまぁ好きにやってみればいーじゃない。期待してるよ!”

といって、自分が手出しすることはしないで見守ってくれる。そして、いろいろアドバイスや相談にのってくれる。何だか、共通の趣味?の畑を通して仲良くなってきた気がする。

溝づくり 畝立て

次に畝をつくるが、畝は基本耕さないのが自然農法のやり方のよう。よって畝の横の溝を鍬で少し起こしスコップで畝を立てるところに盛ってゆく。なるべく耕さず、スコップで削るように取り出しては畝に重ねて、削っては重ねてを繰り返す。この作業は1週間ほど毎日。1日1-2時間行った。夫にも手伝ってもらって1週間で3つ畝を立てることができた。

畝を立てたら、集めた枯れ枝を上に被せていった。これが糸状菌の良い餌になるようだ。糸状菌ぐ空中窒素を固定して土の中にとどめる役割をするようだ。糸状菌にちゃんと働いてもらうことが重要とのこと。籾殻でもおがくずでも枯れ草でも竹でもなんでもよいようで、そこにあるもので土を作っていくこと。いつまでも肥料もあるわけではない、食糧危機になれば肥料もなくなる、そうなっても自然にあるもので土を作り野菜や米をつくれるようにと菌ちゃん先生は動画の中で話していた。どんな時代になっていっても生き抜く力を身につけなくては。お金の価値がなくなっても物物交換で助け合って生きていける、そんなのも悪くないよね。自給自足できるものはしておけるように備えよう。

食の安全も脅かされている今。昔は少なかったアレルギーや癌などの病気も増えた。不妊で悩む人も増えた。食生活も大きく変化してきた。

”人は食べたものでできている。”

よく聞くことばだけど本当にそうだと思う。

そして、また忘れてはいけないのは、

食べたものだけでできているわけではないということ。

イエスの言葉にもあるように”人はパンのみで生きるのでなく、神の口からでるみことばによると書いてある。”といったように、ただ生きるために、身体によいものを食べるのではない、魂を向上させたり、正しい道を歩んだり、生まれてきた使命に生きるために、その心意気を支えるために、資本となる身体を良く保つべきなのだろうと思う。

身体と心を育てる食と教育を豊かにして、未来あるある子どもたちに素晴らしい環境を希望を残したい。

といっても自分の使命。まだこれだと思えるものに出会えていない。いや、一度出会ったことがある。でも手放してしまった。また出会えるかな?これが使命だ。これを使命にしたいと思えるものに。どうかは分からないけど、やりたい事を興味のあることをやっていってみよう。その先に出会えるはずだ。

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