疲れすぎて料理が作りたくなった!
実母の寿命が尽きようとしている。
その関係で、1日おきには施設に行き、母の話し相手になった。
余命をまだ知らされていない母は、呑気なもので、今日の看護婦さんはよかったとか施設にいる〇〇さんはあーだのこーだのという話をする。
私としては、病院の医師からあと1か月、もって2~3カ月と聞かされているので、ちょっと緊張気味に会っているのだけれど。
その加減で、精神的にとても疲れている。
いつも手っ取り早く回復したい私は、ビタミンCから始まり青汁、にんにくとサプリを手に取り、ごくりとやっている。
夕食はまともなものを作る気力がなく、簡単な炒め物や味噌汁、もしくはスーパーでお総菜を買って済ませている。
これが、いけないのではないかとふと思った。
疲れたといって、横になってスマホをみているだけで、ちゃんと作ろうと思えば作れる食事を手を抜いていた。
肉じゃがを作ってみたいな!と思った。
圧力なべで作る肉じゃがは、まあまあ自信がある。
料理を作ってみればわかることだけど、シンクを整え、トントン、ぐつぐつやることは、実は楽しみの一つなんだ。
身近にある楽しみを私はかなぐり捨てていたことに気付いた。
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