こんにちは。社会福祉学科進路相談室のキャリアカウンセラー大庭直子です。
4月10日（水）に4年生向けに「社会福祉協議会就職説明会」を開催しました。
社会福祉協議会（以下社協）は社会福祉法に基づいて全国の自治体ごとに設置されている非営利の社会福祉法人です。地域内の様々な団体と協力し「福祉のまちづくり」に取り組み、国の政策上でも地域福祉の要として位置づけられています。
毎年数人の学生が社協に就職しますが、欠員が生じて初めて求人が出ることが多く、新卒学生にとっては就職活動が難しい分野の一つです。

説明会当日は春休みで自由参加であったにもかかわらず22人の学生が出席しました。就職説明会では、まず社協ごとの特徴や他の業界とは異なる就職活動の時期・試験対策などについて説明しました。
次に西東京市社協で地域福祉コーディネーターとして勤務する卒業生に登壇いただき、教員との対談で社協の仕事の実情について話してもらいました。
「地域に出て様々な人とかかわることができる仕事」
「住民の方が主体的にいきいきと活動しているのを見るとうれしい」
「社協の仕事は『個人を支える』＋『参加して元気になる仕組みづくり』だ」
「（国が進める）重層的支援体制の整備とは、制度の隙間にいる人がお互いに手が届くようにすることだと思う」
等々の先輩の言葉に参加した学生は目を輝かせて聞き入っていました。
社会福祉学科では、今後も就職や将来のキャリア形成のサポートを随時実施していきます。