文芸特論Ⅱ 1.イントロダクション 

◆「趣味の読書と、書き手の読書は違う」

趣味の読書なら積読でも暇つぶしでも何も問題はないが、書き手の読書はそれでは困る。

プロの作家のテクニックを盗むつもりで真剣に読む、そんな習慣をつけるべき。


◆「読書メモを作成しよう」

帯について知っておこう 
表1 面カバー
表2 表1の裏の折り込み部分
表3 表4の裏の折り込み部分
表4 裏カバー
背(帯)本棚に並べた時に見える、細い部分


◆「文字の大きさに、格別に注意を払う」

一番大きな文字が、出版社、とりわけ編集者の、最大のメッセージ
宣伝文句・キャッチコピーとも言うが、本の場合は惹句(じゃっく)と呼ばれる。読者の目を引く、関心を引き寄せる、という意味合いで用いられる。

・人称
・時間軸 起点・終点・スパン 読みやすい作品ほどこの3つが明確!
・構成

最も大事なのは、『読み取った成果を自分の創作に活かし、自分の作品が世に出た時に、読者が「読書メモを書きやすいように書く」』


◆課題図書 『黒牢城』米澤穂信 第166回直木賞受賞作品
 プレ課題は『黒牢城の読書メモ』を作って5月1日までに提出すること!



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