muu

はじめまして。 虐待サバイバーの中年男性です。 よろしくお願いいたします。

muu

はじめまして。 虐待サバイバーの中年男性です。 よろしくお願いいたします。

最近の記事

虐待サバイバーの悪あがき

人生、思った方向に行かない。 想定外の悪いことが起きる。 絶望しても、し足りない。 膝関節の症状の悪化。 パートナーの精神疾患の悪化。 これらは、よくなる気配がない。 無職期間の増加による、借金の増加。 これは、返せる見込みがない。 子どもの頃に虐待を受けてから、何の希望もなく生きてきた。 社会人になると同時期に親と絶縁し、少し人生の希望を持った。 しかし、すぐに希望は打ち砕かれた。 どんなに努力しても、社会に適応できない。 悩み苦しみながら、心理学、精神分析、脳科学

    • 無能な中高年男性の、合理的な選択

      長期間、仕事を探している。 全く決まる気配がない。 無能な中高年男性が働ける場所は無いのだろう。 年齢でゲームオーバー。 年齢で応募できない求人がある。 年齢不問と書いてあっても、同時に若い人の応募があれば、そちらを取る。 運転できないことでゲームオーバー。 自動車の運転免許は持っているが、ペーパードライバーだ。 子どもの頃に虐待を受けた後遺症で、運転中にフラッシュバックが起きるので、社会人になってから車に乗らなく(乗れなく)なった。 田舎で運転できないと、応募できる求人

      • 道連れの提案

        強迫性障害のパートナーが、今日も深夜まで長時間のシャワーをあびた。 その間、ずっと動悸がしていた。 「いつ出てこられるんだろう」 「出てこられなくなるんじゃないか」 「隣や下の住民がクレームを言ってくるんじゃないか」 様々な不安が押し寄せてきた。 精神的に限界になった。 パートナーが浴室から出てきたときに、「もうそろそろ、どうだろう」と提案した。 お互い苦しい状況で、打つ手がないことを説明した。 何も返事がなかったが、表情からは、この世に未練がある様子だった。 「わかった。

        • 水原一平を叩く前に

          巨額の金を大谷翔平の口座から盗んだとして、ドジャースをクビになった水原一平は、自分がギャンブル依存症だと公表している。 ギャンブル依存症は、国際的な診断基準でも認められている精神疾患だ。 ネット上では、この当たり前の事実を理解していない意見が多い。 水原を「裏切者」「詐欺師」などと、責めるのは簡単だが、そんなことをしても病気は治らない。 病人に必要なのは、「攻撃」ではなく「治療」だ。 高熱が出て寝たきりの人間に、「怠けるな」と責めるだろうか。 まずは病気を治すことを考える

        虐待サバイバーの悪あがき

          強迫性障害のパートナー

          パートナーが10年以上、強迫性障害だ。 初期の頃は、シャワーの時間が3時間だった。 徐々に良くなり、数年間は1時間で入れた。 しかし、ここ数ヶ月は、急激に悪化し、2時間を超えるようになってきた。 ※当然、シャワーの時間が長くなると、それ以外の時間も長くなる。 ガスと水道の使用量が倍になった。 泡ハンドソープと石鹸の使用量も倍になった。 他にも、様々な物の使用量が倍になった。 結果、パートナーの給料(パートの月給)と同額が、強迫性障害に関連する代金に消える。 手洗い費用のため

          強迫性障害のパートナー

          格差肯定社会

          大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(29)の元通訳、水原一平容疑者(39)が、違法賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5千万円)以上を不正に送金したというニュース。 世間では、不正送金の額に驚きと批判があるようだ。 社会的弱者の私としては、金持ちに何が起ころうと、一切の興味はない。 それよりも、大谷のように、一人の人間が、何十億も資産を持っている社会が狂っていると感じる。 貧困のあまり、数千円の窃盗で人生を棒に振る人間がいる一方、何

          格差肯定社会

          底に沈むと、どんな光も届かない

          「大谷翔平が6戦連続安打」 「母親が無理心中図ったか 死亡した10歳と3歳の兄妹の身元判明」 同じ日のニュースだ。 世界は本当に残酷だ。 呆然とする。 本当に追い詰められた人間にとって、大谷翔平の活躍は、何の意味もない。 勇気や元気をもらうことはない。 無理心中を図った母親も、私もそうだが、もう救われない状況にある人間は、誰かに自分の自我を投影して現実逃避しない。できない。 もう「現実」に捉えられてしまったからだ。 線路の上に体を固定されているとする。 こちらへ向かって

          底に沈むと、どんな光も届かない

          社会的弱者の命の価値

          高級車のランドクルーザーが、よく盗まれているというニュースを見た。 社会の最底辺で、何とか一日を生きている私からすれば、「高級車を買えるほどの余裕がある生活してたんだね、すごいね」という感想しか出てこない。 何の同情心も湧いてこない。 私は、ボロボロの自転車しか持っていない。 困窮しており、新しい自転車が買えない。 家具も家電も何も買えない。 少しの食べ物を買うのが限界だ。 数週間後は自分の命があるのかすら、自信が持てない。 ニュースでは、高級車が盗まれた現場として、所有

          社会的弱者の命の価値

          親教(おやきょう)の信者は、相手にしない

          親は他人より遠い。 これは、虐待を受けて育った私の中から、自然と出てきた言葉だ。 何が「遠い」かというと、心の距離だ。 普通に育ったマジョリティは、意味が分からないだろう。 親は安心できる存在だから、心の距離が近いと感じているはずだ。 虐待を受けて育つと、これが全く違う。 親は危険な存在だから、心の距離はとてつもなく遠い。 赤の他人は、いきなり暴言を吐き、暴力を振るう可能性が低い。 それに比べて、親は、いきなり暴言を吐き、暴力を振るう可能性が非常に高い。 親よりも赤の他人

          親教(おやきょう)の信者は、相手にしない

          虐待のフラッシュバック

          子どもの頃、父と表現される「マサシ」と母と表現される「アケミ」から、陰湿な虐待を受け続けたせいで、自分の脳が使い物にならない。 フラッシュバックの影響で、数えきれないほど仕事を辞めた。 べッセル・ヴァン・デア・コークの「身体はトラウマを記録する」にあるように、トラウマの元となるショック発生時に類似した状況下では、自分の意思とは関係なく、脳が闘争・逃走状態になる。 私の場合、虐待は、主に「出された課題に取り組むとき」に行われた。 社会人が仕事に取り組むのと、似た状況だ。 だ

          虐待のフラッシュバック

          川勝知事を叩く、陰湿な日本人

          静岡県の川勝知事が、職業差別とも受け取れる発言をしたと、大勢の日本人が叩いている。 「普段から、まるで呼吸をするように自然と差別をしているお前らが、よく人のことを叩けるな」と、呆れてしまう。 私は子どもの頃に、「日本人」の両親から陰湿な虐待を受けて育ち、「日本人」の学校で陰湿ないじめを受け、「日本人」の会社で陰湿なハラスメントを受けてきた、無能な中高年男性だ。 私も「日本人」ではないのか、と問う人がいるだろうが、私の実感では「日本人」ではない。「人間」ですらない。 それは

          川勝知事を叩く、陰湿な日本人

          騒音バイクマン(ブリブリライダー)という生き物

          バイクや改造車はうるさい。 街中を「ブリブリブリ」と、汚物をまき散らすような、キモイ騒音を響かせて走る。 (ちなみに、ブリブリライダーは、この排泄音を「いい音~」と言っている) そんなにいい音なら、録音して、普段からイヤホンで聞き続ければいいが、全くその様子はない。 つまり、自分が選んだ限定された状況下では「いい音」になり、それ以外の状況では「不快な音」になるわけだ。 ブリブリライダーが街中を走りながら排泄音を楽しんでいる一方で、 街中の住民たちは、キモイ排泄音によって、

          騒音バイクマン(ブリブリライダー)という生き物

          日本をあきらめよう

          まだ日本に期待している人がいるみたいです。 私は虐待を受けて育ち、その後遺症で社会不適応になり、社会の最底辺でうごめく、終わりが近い無能な中高年なので、日本に一切期待していません。 ステルス増税、裏金、結果的に他国を儲けさせる再エネ推進・株の売却・ウイルス系の条約、黙って行われる他国への莫大な資金投入、次から次に日本の生活が苦しくなる動きが続いています。 ネットでは、「自民ガー」「立憲ガー」と騒いでいますが、無駄です。 どの政党になろうが、どの政治家が当選しようが、同じで

          日本をあきらめよう

          人手不足ではなく奴隷不足

          人手不足という言葉を世間で耳にする。 日本に働き手がいないのかというと、そうではない。 内閣府が2023年3月末に発表した調査結果では、外出をほとんどしない状態が長期間続くいわゆる「ひきこもり」の人は、15歳から64歳までの年齢層の2%余りにあたる推計146万人。 146万のうち、ある程度の人は労働可能だと思われる。 つまり、日本に働き手はいる。 働き手がいるのに、なぜ人手不足になるのか。 なぜ働き手は応募しないのか。 これまで、何十社と応募してきた無能な中高年の私にはよ

          人手不足ではなく奴隷不足

          出産は、めでたくない

          虐待を受けて育った私にとって、出産のニュースを耳にすると、「地獄の始まり」だと自然に感じられる。体の奥から警戒信号が出る。 「おめでとう」という気持ちには全くならない。 数年後には、その子が徹底的に痛めつけられ、命を失っているかもしれないのだ。 虐待を受けずに育ったマジョリティが、安易に「おめでとう」と騒いでいる様子を、静かに眺める。 虐待を受けるというルートが一切見えていない、お気楽な様を見て、絶望的な気持ちになる。 児童虐待防止法の中身も、年間の虐待通報件数も、複雑性P

          出産は、めでたくない

          無能な中高年男性

          毎年、自ら命を絶つ中高年男性は非常に多い。 十年単位で家に引きこもっている中高年男性も非常に多い。 私自身、無能な中高年男性になって、その気持ちがよく分かる。 中高年男性は、社会から求められるモデルになっていなければ、まともな人間とはみなされない(異常者や変質者のように見られる)。 無能な中高年男性にとっては、どんなに努力しても超えられないハードルだ。 配偶者を持ち、子どもを持ち、家を持ち、車を持ち、両親と仲良くし、豊富な一般常識・職業経験・人脈を持ち、自信と勇気と行動力が

          無能な中高年男性