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絵本をかこうかと思います。

しばらくnoteをお休みしていました。日常生活でいろいろあって、でもそれをnoteに書くことはできず、モヤんとしていました。

表題の件ですが、そうなんです、絵本をかいてみようかなと思っています。

動機としては、昔から本という媒体に憧れていたというのもありますが、自分が抱えている問題(主に統合失調症のこと)はどうやったら伝えやすいか、と考えていたんです。でも今のところその絵本にはオチもハッピーエンドもなくてただ単に自分が今まで体験してきたものをショートストーリー的に紹介する内容にしようかと思っています。

言葉だけだと追体験しにくくて内容もとても長くなってしまいますし、せっかく自分には絵があるのだからこういう時に活かそうと考えました。

統合失調症には不可解で不条理な症状がいくつもあります。一人一人でも特徴が違うのに、さらその一人の中でも様々な体験があるのです。それらは「常識的には」考えにくい体験なので言葉で伝えるよりは私には絵の方が伝えやすいのです。

この本が誰に向けたものになるかはまだわかりません。ただのアウトプットで終わる可能性もあります。ですが、私の中に起こった出来事を形として残すことによって自分の歴史を振り返る機会にはなりそうです。

問題は内容ではなく装丁にあります。私は今まで自作の本は作ったことがありますが、ちゃんと他人様にお見せできるような代物ではありませんでした。そこさえクリアできれば、と思っています。

いまだ続く小さな症状の積み重ねは、自分にとっても他人にとっても理解しがたいものです。私はいつも私生活では「話す相手」を見極めようとしています。誰彼構わず話しても実りがあるとは限らないからです。中には「かわいそう」とか「変なの」と思う人もいるかもしれません。そこには葛藤があります。「嘘はつきたくない、でもこの人にこの情報は必要なのだろうか」と常に考えています。人前で症状が出てしまっている時に特に強く考えます。

そんな「話にくさ」を抱えているのにもそろそろ疲れてきたので、いっそのこと絵本でサクッと伝えてしまおうか、とも思いました。ですがその絵本はあくまで私個人の症状として作り上げなければなりません。他の苦しんでいる方々も同じ捉え方をしては欲しくないのです。前述の通り、症状は「人それぞれ」ですから。手記としての絵本にとどめたいと思っています。

絵本が形になるのはいつかはわかりませんが、いつかそれが出来上がった時にそれを他人に読んでもらう勇気が自分にあることを願っています。


おしまい。

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