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赤ひげを観た感想

今日は赤ひげという舞台を観たのですが、その感想について書いていきます。



江戸時代の医療ものです。
主人公の保本先生は長崎でオランダ医学を学び、幕府の医療機関で働くつもりでした。
しかし赤ひげ先生の養生所(貧しい人や弱い立場の人も治療する)で働く事になり、不貞腐れます。
しかし患者や赤ひげ先生と向き合う事により考え方が変わり、お金や名誉よりも目の前の命を救う事を優先するようになります。



養生所に引き取られた人は色々いるのですが、栄養が足りずに病気になる人、人を殺したくなる精神病の人、アルコール中毒の人、頭を打って幻覚が見えるようになった人の家族、母親に風俗に売られそうになる妊婦、声が出せない風俗嬢等がいます。
この内何人かは病気や自殺で亡くなっていくのですが、特に幻覚が見えるようになった人の家族が一家心中をしようとしたシーンは見ていて辛かったです。



ちなみにセットが面白くて回転するのですが、養生所の裏が見れるのが特に面白かったです!



コメディ要素もあり、赤ひげ先生が扉に手を挟んで「イテテッ!」と言ったり、周りの登場人物が赤ひげ先生や保本先生の悪口を言っているシーンは面白かったです(笑)



この舞台で1番印象に残っているセリフが、「生きていてどんなに辛くても小さな幸せを見つけ、それを積み重ねる事が大事なんだ」です。
僕も今まで生きていて辛かった事が多かったのですが、辛い中でも小さな幸せを見つけていこうと思います!

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