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【カーボベルデ編】Voz di Sanicolau - "Fundo De Marê Palinha"【音楽世界周遊】

こんにちは、DJ / トラックメイカーMXRKです。
今回は、地域ごとに音楽をディグって行く企画の第26弾

北西アフリカの沖合に位置する共和制の国家カーボベルデ共和国をに焦点をあてます。

ご紹介エリア:カーボベルデ

カーボベルデは、総面積約4千平方キロメートルで、日本の滋賀県と近いサイズ。人口は2021年時点で約56.2万人(世界銀行発表)。アフリカとポルトガルにルーツを持つ方が多いようです。

主要産業は農業と漁業。貧困率は35%と低くないが、安定した政治と自由経済によって順調な経済成長が続いている。

安定した政治と自由経済とが相まって、順調な経済成長を達成し、政府の主要経済政策として、国家債務削減による財政改善、成長産業への優遇税制導入、マクロ経済安定、海外直接投資の呼び込み、社会サービスの向上を目指している。2007年末に後発開発途上国(LDC)から卒業し、2008年7月にWTO加盟。他方、国民の約35%が依然として1日2ドル以下で生活するなど貧困率は高い。

外務省、カーボベルデ共和国、https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/capeverde/data.html#01

ご紹介アーティスト:Voz di Sanicolau

そんなカーボベルデからご紹介するのは、同国出身の7人からなるVoz di Sanicolau(ヴォス・ディ・サニコラウ)。

バンド名は「サニコラウの声」を意味し、ルーツであるカーボベルデ、そしてサニコラウ島を意識した名前。

同バンドが1976年、ロッテルダム(オランダ)のスタジオにて、わずか数日で収録したアルバム”Fundo De Marê Palinha”がBandcampにも公開されているので、以下にプレイリストを貼っておきます。

トラックリスト

  1. Fundo De Marê Palinha

  2. Italiana

  3. Marê Lili

  4. Nha Antonia Engracia

  5. Ribera Prata

  6. Abole

この時代の最高のカーボベルデのミュージシャンたちが集結し鳴らすサウンドは必聴!

この後、生活費を稼ぐためにメンバーたちは本業に戻らざるを得ず、Voz di Sanicolauは登場と同時に姿を消し、『Fundo de Marê Palinha』が唯一のアルバムとなりました。

おわりに

今回はカーボベルデから、Voz di Sanicolau(ヴォス・ディ・サニコラウ)をご紹介しました。他にもカーボベルデでオススメのアーティストがいましたら、是非教えてください!

ではまた!

参考・出典

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