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「正しさ」より「信念」が大事

こんなにも嘘がつけない、嘘を突き通するのが難しい社会が今まであっただろうかとふと考えてしまう。昔はどうだったかは詳しく知らないが、現在は嘘を突き通せない、正直者がバカを見ない時代が来てること間違いないと思う。

SNSと地上波以外のメディアによって、TV出なくても生放送を届けることができるようになったし、それによってTVが反応せざるを得ないほどの大きな波を作ることができるようになった。

個人の時代と言われて久しいが、もう個人がマスに向けて発信することができるようになった世界になり、事務所が権力で事件をもみ消すことはおろか、所属タレントの一挙一投足を管理するのも困難になった。

普段はあまり話題の芸能ネタに関して何も言わないのだが、今回の雨上がり決死隊の宮迫さんとロンブー亮さんの謝罪会見はどこか新たな個人と会社の形、個人の生き方を示しているように感じられ、学ぶことも多くあった。

そんな中で何よりも感じたのは、やはり宮迫さんと亮さんの人間性が最後に彼らを救っているということだった。誤魔化せないからこそ人間性が問われるし、その人が大事にしている信念がストレートに問われるとすごく感じた。

彼らの発言がもし嘘だったら、もう人間不信にならざるを得ないのだが、あれが全て事実(あくまでも彼ら目線の事実)であるのならば素晴らしい会見だったと思う。全てがチャラになったわけではないが、なぜか騒動前より信頼感が高まっている。

事務所の反対を押し切って謝罪会見を開いたことが正しいとか正しくないとかではなく、「事実を伝えよう」という信念が一本通っていたのが何よりもよかったんだと思う。

やはり、人間はそこに人間味とその人の揺るがない想いを見るとどうしても感情的になってしまうし、それが素晴らしいものであればその人が過去に何をしてたとしても素晴らしいと思ってしまう。

正しさ求めすぎると正しくなくなる。正しさより揺るがない自分の軸が最終的に自分を救ってくれる、そんな時代が来たように感じられた一連の騒動であった。

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1997年の日本生まれ。