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介護から始まるライフクリエーション

前回、母親へのわだかまりを解こうとしたのが介護の始まりだと書きました。
やっと自分の人生を歩み始めた私は自分に正直に生きると決めたのです。
そのベビーステップをまとめています。


本当はどう生きたいのか

魂の目的に沿って生きている人はどれくらいいるでしょうか?
私は過去の自分を否定したいことが多く、何のために生きているのか分からない状態でした。そういう状態から早く抜け出したいと思っていました。

でも、立ち止まって考えてみたのです。
思い通りに生きていて満足のいく生き方をしている人はほんの一握りしかいないのかもしれないと。
みんな、未来に描いた目標はありながらも、結果ではなくプロセスを楽しんだ方が人生はもっと幸せなのではないかと。
このように考えたのです。

未来を描くことは大切ですが、今必要な情報を手に入れて、自分が成長できる目標を知らず知らずのうちに、探し出しているように思うのです。

今は介護や看取りのサポートが私の使命だと思い活動していますが、それは通過点かもしれません。


今ある幸せに目を向ける

私はいつも何かに追われ、何かが不足しているような感覚でいました。心の中が枯渇しているように感じていたのです。
目に見える成果や物質的な豊かさを手に入れないと、幸せが遠のくとも思っていました。
今手にしているもの、時間や出会い、人に感謝できる心の余裕、いつも見守ってくれる存在、目に見えるものだけでなく、目に見えないものにも心を寄せることにしました。
そうすると、不足感より充足感の方が勝ってきます。何に意識を向けるかでこんなにも自分の世界が変わっていくのだということが理解出来ました。


ライフクリエーションする為に

そして、新たな気持ちで自分の人生を真剣に、いえ半分は宇宙の流れに乗って、自分の人生を創造してみようと試みています。
ここ数日ブログに書いていますが、以下の3つに留意し実践すると、確実に生きやすくなると実感しています。

①対極を知り代替案を考える柔軟性を持つこと

②原因ばかりに目を向けないこと

③みんな自分の正しさに従って生きている


介護と同時進行で始まった人生のリスタート、近道をするより色んな景色を見ながら、色んな感情を味わいながら楽しんでいます。

おわりに

介護をしていると八方塞がりで、もう自分の時間が持てないと思ってしまいがちです。私は自分を見つめ直し、自分を知り、自分を活かす道を探す良い時間だと思っています。
介護をされている人は50代ぐらいの方が一番多いと思います。私と同じ世代です。
思考を未来にも向けて、親を思いながらも自分の人生を創造していく時間にもして頂きたいと思っています。

みなさんは、介護を理由に諦めていることはないですか?


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