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出会いを宝物にする秘訣

看取り対話師として活動する為、地域の関係者様にご挨拶に伺っています。
その前から多職種の方と交流を図る為、何度か交流会にも参加していました。良い出会いに恵まれているなと、嬉しく思っています。

出会いは一期一会と表現されますが、その出会いを良いものにするか、残念な出会いにするかは相手ではなく、自分自身が大きく影響しています。

1,一生のうち出会う人の人数

私たちが一生で出会える人の数は、何人でしょうか。
例えば人生80年として、毎日一人の人と出会うとして、365×80=29,200人約3万人です。
この3万人という数字は一生のうち接点を持つ人だそうです。

世界の人口が今は80億人なのでその中のせいぜい3万人と接点を持つということは、全体の0.000375%ということになります。

この出会いを自分でどういった意味にするかということが大切になってきます。日常から世界に目を向けてみると、出会いがどれだけ奇跡的なものであるか分かるかと思います。

2,性善説と性悪説

性善説とは、「人は生まれながらにして善である」という思想です。
性悪説は、「人は生まれながらにして悪である」という思想です。

出会いを良いものにするには世の中には性善説と性悪説があることに気付くことが大切です。私達は毎日、事件や戦争などのニュースを見ています。
周りには嘘をついたり、人を傷つけたり、ルールを破ったりする人がいると思ってしまいがちです。
 
しかし、事件や戦争やテレビのない国では人は悪だという思想は生まれないかもしれません。無邪気な子供たちはまだ良いも悪いも区別がつきません。
私達は育った環境で物事で人の良い悪いを判断するようになっていくのです。

性善説を自分の中で良しとすることで人との出会いが数倍も価値のあるものに変わってきます。

以前の私は上司を信じられなくなり、仕事を辞めたことがあります。4年間勤めましたが信頼することが出来ませんでした。これは上司だけに限らず周囲の人間関係もギクシャクしたものになっていました。
 

3,出会いは必然

良い出会いにしていれば私の今は違ったかもしれません。
どうしたらよかったのか、3つのポイントを書いています。

①コミュニケーションスキルを磨くこと
口から発する言葉ではなく、自分の心の中の言葉を変えていくのです。対人コミュニケーションが100%だと思われるかもしれませんが、最も大切なのはセルフコミュニケーションです。自分の内側の言葉に意識を向けましょう。
そうすると言葉も変わってきます。

②噂話をうのみにしない
人はつい他人のうわさや評価をしてしまいがちです。しかしそれは評価している人の意見であり事実ではありません。お付き合いする人の人柄は自分自身で見極めることが大切です。
そして同じ人に出会っても、違う人と話をするように日々新たな気持ちで向き合って下さい。私達の知らないところで、目の前の人は色々変化しています。
こういう人だという思い込みをしないようにしてください。

③幸せな勘違いをする
今日出会う人は必然的に出会う人で、きっと良い関係が気付ける。嬉しいお言葉を頂いたのは、きっと私を応援して下さっているんだ。なんてタイミングよく出会えたんだろう。
本当はそうではないかもしれませんが、ちょっとだけ幸せな勘違いをしてみるのもいいかもしれません。


4,まとめ

ここ数ヶ月私が出会った人は、常に私に関心を持って下さり、応援して下さいました。私自身も同じように思っています。
お話が楽しくてついつい長時間になってしまうこともあります。
自分の内側が変われば、出会いの質も変わってきます。

そして一番大切なこと人生の喜びは何なのか、自分に質問をしてみてほしいのです。私達は人と関わることで、喜びや幸せを共有できます。
そういうことに人生の価値を見出そうとする人は、関係性をよくするために自分の姿勢を改めようとします。
その結果、良い出会いを繰り返すことになるのです。

一生のうち出会う人は3万人と限られます。良い出会いと良い関係を長く続けていきたいですね。

皆さんが日々良き出会いをされますように!!

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