調度品を美しく見る。日中の自然の光と夜のライティング、その両方に配慮し、その時間帯のムードと共にものをみることを楽しみたい。先日はパナソニック様協力のもと、夜の光における光の「色」と「広がり」の組み合わせを確かめました。

今回は、自然光で時間帯によって変わるものの見え方の実験です。

用意したのは白いキューブ。マンションの一室と見立てました。開口部は窓です。窓から入ってくる光にあたったものがどう見え、どう写真に収めることができるのか確認します。撮影したのは朝の光として午前10時頃（7/3）、夕方の光として午後18時頃（8/4）です。

▮朝の光　

＜東向き＞

・・・フレッシュな印象。ガラスもキラキラと綺麗です。

＜西向き＞

・・・落ち着いた印象。

＜南向き＞

・・・落ち着いた印象。

＜北向き＞

・・・しっとりと上品な印象。

▮夕方の光

＜東向き＞

・・・シンプルで綺麗な印象

＜西向き＞

・・・夕日で少しムーディー

＜南向き＞

・・・落ち着いた印象

＜北向き＞

・・・落ち着いた印象

どうでしょうか？差は非常にわずかですがその中からでも好みの雰囲気があると思います。

ものを美しく見るという視点に立った時以下のような印象を受けました。
＜北向き＞
朝も夕方も安定してしっとりと上品な印象で綺麗に見ることができる。
＜東向き＞
朝の時間に関しては東向きがフレッシュでいきいきとた印象、また夕方も東向きがシンプルで綺麗な印象でものを見ることができる。
＜西向き＞
今回の実験では表現できませんでしたが、夕方の西日にあたった金彩のグラスがオレンジに輝きとても綺麗で感動した経験があり、ガラスを見るのはやはり西向きがいいなと思います。

わたしの部屋は現在工事中の新築分譲マンションの一室に誕生します。向きは東向きです。朝、東からの光でフレッシュにお気に入りのものを見、一日がはじまる。日中をアクティブに過ごせそうです。

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W：関電不動産開発　中平