レンコンの輪切りがドクロに見える現象

書きたいことが山ほどあるのにそれらを凌駕する感情が先ほど生まれてしまった。
いま現在、その感情に全身が包まれております。

あのね、さっきキッチンでレンコンを切っていたのだけれど、断面図がガイコツの顔に見えてしまう。
そう分かった瞬間から、もう手元を見れなくなりました。怖くて。


輪切りにした物がガイコツの顔(つまりドクロ)にしか見えず。更にそれを1/4に切りする際は、もうガイコツの頭を打ち砕いているようなきぶんになって…
外見がドクロってだけで怖くて触れたくないのに、それを自分の手でバラバラにしないといけないという。

怖い。めちゃくちゃ怖い。

わたしの中でいちばん身近なガイコツは『アンパンマン』のホラーマンです。(「1番身近な骸骨」とは一体)
2番目に思いつくガイコツは『銀狼怪奇ファイル』の死神です。タロットカードの死神みたいな風貌の、絵画の中から抜け出して鴻神家三姉妹をデカい鎌でぶち殺していくやつ。
当時まだ幼女だったわたしには、トラウマ不可避でした。

レンコンの輪切りを観た瞬間、わたしの想像はホラーマンで止まっていたらよかったのに。優しくてヌケててドキンちゃんに骨抜きな(ガイコツなのに「骨抜き」ってもう「無」やん)、CV:肝付兼太さんの可愛いホラーマンで留まってくれていたらよかったのに。まだせめて『ナイトメアビフォアクリスマス』のジャックとか、上部画像みたいな可愛いヤツとかならよかったのに。なぜ『銀狼怪奇ファイル』の死神を思い出してしまったのだろう。天使のような悪魔の笑顔がこの街にあふれていました。

なんでかなぁ、レンコンも例えば「はさみ揚げ」みたいな、穴ぼこがお肉か何かで埋まっていれば大丈夫です。たぶんそれは穴ではなく円(曲線)になるから。てことはあの穴ぼこがいけないんだな。目や口に見えてしまう。

でね、noteに書くにあたって画像を貼ったほうが読んでくれるひとはイメージしやすいかなと思って、勇気を出して「レンコン 画像」で検索してみたのです。
そうしたら。あろうことか最初に出てきた4枚のうち1枚が、レンコンの輪切りを無数に並べたものでした。つまり画面には穴がたくさん。

気を失うかと思った。わたしトライフォビアってやつです。いわゆる集合体恐怖症、穴に限らずつぶつぶとかドット柄とか草間彌生とか、とりあえず何かがいっぱい集まった物を見ると悲鳴が出そうになるのだけれど穴がいちばん怖い。

結局レンコンはどうしたって怖いんだな。さくさくしておいしいけれど、できればあまり触れ合いたくはない。食べたいときは調理するのではなく、大戸屋で「すけそう鱈と野菜の黒酢あん定食」たべよ。

いつも本当にありがとう。これからもどうか見てください(*´◒`*)ノ