見出し画像

超ネガティブだけど、とっても大事な話

ちょっとネガティブな話。というか、超ネガティブな話です。でも、とっても大事な話。

親が子どもにかける呪い

親が子どもの能力に与える影響力は計り知れない。その影響に一生縛られてしまう人もいるくらいです。心理学に「拮抗禁止令」というものがあります。親は子どもが生まれた瞬間から、その子が生きていくためのルールや価値観を無言のうちに教え込むのです。そういったルールや価値観のことを「拮抗禁止令」といいます。

《拮抗禁止令》
1.完全、完璧であれ
2.他人を喜ばせろ、満足させろ
3.努力せよ
4.強くなれ
5.急げ

何でもかんでも口に入れてはダメ、周りを汚してはダメ、我慢しなさい、大声を出してはいけない、好かれるために笑いなさい…といったことです。こういったことが、自分の頭で考えられるようになる前に植えつけられるので、人格形成や人生そのものに、大きな影響を与えるのです。

こりゃ、キツいですね。

幼少期の禁止令

幼少期に親から与えられるメッセージが、13の禁止令です。

《13の禁止令》
1.「存在するな」
「お前さえいなければ」といった言葉で、自分が不幸の原因とされる。子どもは生きるに値しないと感じてしまう。
2.「何もするな」「実行するな」
しつけが厳しい、過保護、または過干渉で子どもの行動を規制する。
3.「成長するな」「親から自立するな」
過保護だったり、甘やかされたりすると、「子どものまま成長せず、何もできない方がいい」と思うようになります。
4.「感じるな」「感情を出すな」
欲求や感情を抑えるのが癖になってしまう。感情が表に出せないので、物事に無関心、無感動になります。
5.「お前であるな」
自分の性別やアイデンティティを否定される。
6.「子どもであるな」
「お兄ちゃんだから我慢しなさい」などと自立を促し、子どもを自由にさせない。責任感が強くなりすぎて、四角四面に物事を考えるようになります。
7.「近寄るな」
「静かにしろ」などと親から距離を置かれ、コミュニケーションを拒絶される。誰にも本心を明かさず、自分一人が我慢すれば、と悩みやストレスを抱え込んでしまいます。
8.「考えるな」
威圧的に「黙って言うことを聞け」「口答えは許さない」と怒鳴ったり、ヒステリックに叱ると、子どもは考えるのをやめてしまいます。
9.「成功するな」
成功を褒めてもらえず、失敗したときには慰れられ、励まされる。「自分は成功できない人間だ」と思い込み、自己評価も低くなります。
10.「自分のことで欲しがるな」
親に経済的負担をかけてしまった人が、親が我慢する姿を見てしまうことで、素直に欲求を口にできなくなります。自分の心を押し殺すようになります。
11.「健康であってはいけない」
病気のときにだけ親から優しくしてもらった記憶が強い人や、病弱な親や兄弟がいて面倒を見ていた人に多い。
12.「重要な人になってはいけない」
何をしても親の反応が薄く、認めてもらえないと、「自分は重要であってはいけない」と思い、目立たぬよう、責任回避するようになります。
13.「所属してはいけない」
「あの子と遊んではダメ」「この子と遊んであげて」など、親が友達を選んだり、子どもの気持ちを代弁する。同世代に馴染めず、自分から言い出せないのでグループに溶け込めなくなります。

この《13の禁止令》、強烈ではないでしょうか。まさに、呪い。くぅーー、キツい!!!

結果

自分の感情にウソをつく。これは、本当にツラい。これは、生まれたときから、植えつけられてきた可能性があり、無意識にそうしてしまうものかもしれません。ですから、自分のブレーキポイントを認知して、外していくこと。すると、少しずつ解放されていって、だんだんと自分自身を生きられるようになりますよね。もう、自分の感情に素直になって、喜怒哀楽を思いっきり表現して、好き勝手にやったらいいんじゃないでしょうか。

今日も素敵な一日をお過ごしください。

#ビジネス #人生 #毒親 #苦しい #無意識 #呪い



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?