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理想論 VS 現実論

先日、シリアで武装勢力に拘束されいたとされるフリージャーナリスト 安田純平さんが解放された。身代金を払っての解放と報道されています。

アメリカでは、テロリストに拘束された者を解放するために身代金を支払うと、さらなるテロ誘発に繋がるので、禁止されている。

それを受けて、Twitter上である2人が議論をしていた。ひとりは、ZOZOの前澤友作社長。もうひとりは、衆議院議員の丸山ほだか議員。

世界平和を謳っている前澤氏に対して、

丸山氏
「人類史や中東の地政学すらぶっ飛ばした発想が過ぎて、驚きを隠せない。戦場で仰る「市民」にできることは限られています。それでも出来ることは何かというなら、外務省海外安全HPで渡航中止や退避勧告と書かれている地域にはなるべく行かないこと。」

これに対して、前澤氏
「テロをなくし、世界平和を実現するためにどうすればいいのでしょうか?」

丸山氏
「テロがなくなるとはどういう状態でしょうか?自然界ですら他者を殺めたり破壊する同様のことは数多く起きています。人間界もテロどころか殺人事件すら未だ数多い。しかも、実は、争いそのもの自体が人類どころか生命の進化の歴史において重要な要素を占めていたり。」

前澤氏
「あまりに真っ当なご見解で、夢もなければビジョンもない、個人的は応援したくない」として、

「世界中の人々が笑顔で安心して暮らせるように、食べるものや安眠ができる場所が全ての人々に行き届くように。ビジネスリーダーとして世界平和のためにできることはまだまだある。人は争って殺しあう動物だからとか、歴史は繰り返すとか、そんな訳知りの顔で言ってるだけって最高にダサい。僕は動く。」

丸山氏
「前向きで素晴らしい。本件についても、社長の今のお立場だから出来ることも沢山あるはず。私も頑張ります。それぞれの立場で一つ一つですね、前へ!」

対照的な2人の議論。
前澤氏はビジョンを掲げて突き進む「理想論」。丸山氏は、頭脳明晰で現実を冷静に対処できる「現実論」。

人類が進化するには、様々なタイプの人間が混ざり合って、いろんな方法で行動していった結果、その多種多様なタイプが集約されて、新たな道へと進化していくのではないかと思っている。まだ人類が滅亡してないのは、いろいろなタイプの人間が存在し、それぞれが相互にリストヘッジする存在だからです。

個人的には、「理想論」の方が好き。
「理想論」の方が、希望が持ちやすいし、明るい未来を描きやすい。出来るか出来ないかを考えるより、理想に向かってる方が楽しいと思っちゃうたちなんです、私は。(個人的意見、失礼しました)

前澤氏と丸山氏。どちらも素晴らしい人物。この2人の議論から人生に対する何かしらのヒントを得られるのではないでしょうか。そのようでしたら、幸いです。

それでは、素晴らしい週末を。

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