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あなたのどんなところが素晴らしいですか?

まず、私たち人間は完璧ではありませんよね。

私は、完璧な人間に会ったことはありません。
どんなに大きく見える人でも、どんなに尊敬できるような人でも、完璧な人はいません。

それなのに、自分の欠点ばかりに目がいってしまうのが、人間です。

「自分のここがダメだな」

「何をやってるだ、私は」

なんて、反省している。

「完璧じゃない自分はダメな奴」そんな考えが頭の中を巡っている。これって、ある意味、傲慢な考え方だと思うんです。

古代から現代の偉人たちが声をそろえて、「人間は完璧ではないですよ」って言っているのに、「私だけは完璧なはずだ」って言ってるようなものですから。

要は、人間、誰もかれも、大したことはない。有名人も、成功者も、憧れているあの人も、なんてことはなく、大したことないんです。

だから、人と自分を比べること自体、ナンセンス。完璧に見えるような人でも、欠点だらけなんだから、比べようにも比べようがない。

人と比べるのではなく、自分を伸ばすことを考えて、実行していくことに価値があるのです。

では、どうすれば自分を伸ばすことができるのだろうか?

反省しないことです。

「人間は完璧じゃない」という視点から物事を見て、うまくいったところを見つけて、自分でそれをほめてあげるのです。そうしたら、嬉しくなって「ここ改善できるな」「もうちょっと頑張れたな」なんて自然と頑張れちゃうから、楽しくなります。

逆に、「完璧主義の視点」に立ってしまうと、「あれもできなかった」「これもできなかった」って、自分をトコトン責め続けます。頑張っているのに、責め続けられたら、次第にヤル気もなくなっていく。自分を責めても、良いことないし、つまらないでしょ。

野球選手のイチローはこんなことを言っています。

「完璧になれないのは分かっている。だけど、完璧を目指している。」

イチローは完璧主義ではなく、完璧に対するバランス感覚が優れているのではないでしょうか。だから、失敗しても、精神的なバランスを保って、進歩していったのだと思います。

私は精神的なバランスを保つために、心の中をよくチェックしています。

今、どんな言葉を使っているか?

今、どんな感情が湧いているか?

今、自分を責めていないか?

今、何をイメージしているか?

定期的に、自分の心をチェックすると、完璧主義になりがちな思考のクセから抜け出し、やるべきことに集中することができるのです。

完璧主義という罠から抜け出し、自分を褒めて、伸ばす。そして、自分の成長を実感できたら、さらに楽しさが増していく。そのプラスの循環を生み出していくことが、素晴らしい人生に繋がっていきます。

どんな小さなことでもいいから、自分の良いところを見つけて褒めてみて下さいね。

“あなたは自分のどんなところを褒めますか?”

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございます。今日も素晴らしい日になりますように。

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