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ぱーと18 没入と俯瞰『小人物語』

robo『どんな感じSHIN?』
SHIN『うん、頑張ってるよ。ある程度のところまでは結果が出てるし・・。』
robo『そっか、没入領域に入った感覚はあった?』
SHIN『うーん、なんとなくわかる気はするんだけど、何故かモチベーションが長く続かないんだ。』
robo『うん、なるほど。入り口はわかったけど深くまで潜ってない感じだね。何故続かないかわかるかい??』


SHIN『それがわかれば苦労しないさ。』
robo『自分の思考の癖を理解する事だよ。SHIN、君は周りを見る能力が優れている。それが欠点として出る場合、集中力の散漫が現れるんだよ。何かに集中してても周りで何か起こるとそちらが気になってくる。周りが気になることで自分に集中出来ずなぜか相手にイライラしてくる。または周りに流れてしまう。それが持続的に続くと最後は何をやってもうまくいかないからつまらないし諦める。この流れを無意識にやってるから領域の奥にはなかなか入れないんだ。いわゆるモチベーションが続かないってやつだ。』
SHIN『なるほど、けどどうやって解決したらいいの??』
robo『簡単さ!SHINは今、施術家だろ?じゃぁ今のSHINのマインド世界を【お客さんの事だけ】に変えて施術すればいいのさ。』
SHIN『ん?ん?』
robo『別に散漫したっていいんだ。ただ、マインドの世界をお客さんの身体の事だけにする。その中で散漫を起こしたって結果【お客さんの事を思う】というところからは離れていないから領域に深く入れるはずだよ。要はマインド世界を絞ってその中で自由にやればいいんだよ。』
SHIN『なるほど、確かに周りの事が気になって集中出来ないことはよくある。これって自分のマインド世界が余計なとこまで広がりすぎてたってことなんだね。』
robo『そういうことになるね。ちょっとそこを意識してやってみて!きっと領域を物にできるはずだよ!』

SHIN『【没入の領域】の先には一体何が待ってるんだろう?』
robo『それは経験が待ってるんだ。更なる高みを目指す経験。簡単にいうと没入ってのは万有引力(重力)と一緒なんだ。例えばこの太陽系で一番重力があるのは太陽でしょ?その重力に引っ張られる形で他の惑星はグルグルと回ってる。没入すればするほどその人の万有引力が増すのさ。そしてその重力に引っ張られる形で周りの人達も味方になってくれる。そして周りを巻き込めば巻き込むほど色んな経験がやってくるのさ。SHIN,もし君が太陽より重い想いを持てば太陽は君の周りを廻ることになるよ!!』
SHIN『すげぇ!太陽をも動かす没入力ってすげぇ。笑』
robo『経験こそが生きる上で一番大事なことなのさ。ただし!経験することのマイナスも忘れちゃいけない。経験のマイナス要素は【行動を抑制】することにある。色んな経験を積むことで確かに成長するけど、酸いも甘いも知ってしまうから次の経験へのステップが踏み出しにくくなるんだよ。そのマイナス要素を防ぐ為に常に自分を【俯瞰(ふかん)】してみることさ。没入して、結果を出して満足したらそこで留まらず、すぐに飽きて、次のステージへ行くんだ。それを繰り返しているうちに経験の本当の意味を【反復没入】のその先で味わえる。』
SHIN『へぇー。楽しみだよ。あとちょっとな気がするんだよ。その【没入の領域】ってやつまで。負けずに頑張ってみるさ。』

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