七割で生きる

生きづらさに苛まれたとき、人は弱い自分を責める。もっと強かったら、妥協していなかったらと、ことあるごとに自分を責める。
全力投球で生きること、最近はそれが求められる。
人生全力投球で、甲子園球児の如く。
僕はそんな自分に疲れてしまった。結果がすべてのこの世界で結果を出そうと必死ないま。結果が出せていないと無駄に肩に力が入る。
出来なかった自分を責めない生き方をしてみたい。人生きっと80年くらい嫌でも生きることになる。そうなるともう余命は60年くらいになる。
「人生は短いんだから全力で生きなきゃいけない」
「でも僕はもう疲れたよ」
だから計画的に僕は手を抜く。一週間あったとしたら2日、3日無駄に生きても許してあげて良いと思う。
それでも外してはいけない場面はどうしても出てくる。そこだけは自分も外したくない。そこを外したら次のチャンスなんていつやって来るか分からないから。
そこだけ全力で頑張ればいいんじゃないか?
毎日7割くらいで生きる。ただ絶対に外してはいけない所は全力で、絶対に外さない。
それが僕の理想的な生き方。たぶんその方が自分の場合長く生きていけると思う。
「睡眠時間が人生の三分の一を占める」そんなこと聞いてしまったらなんだか寝てる時間が無駄みたいじゃないか。寝てる時間程幸せな時間って無い。好きに寝られる時ぐらい好きに寝ても構わないし10時間寝たからと言ってどうして他人様から無駄だなどと言われなきゃいけないのだ。どうせ4時間しか寝られないような日だってあるんだから。だからその時に全力で頑張れば良い。
生きているだけでも皆もう十分に頑張っている。生きているだけで無駄なんてことは無い。
だから7割で生きる。

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