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デリーからリシケシュへ、電車で優雅なインド縦断っ!

みなさんこんにちは。ヨガ講師のMOMOYOです。
インドの列車旅についてご紹介します。
結論から申し上げます。「快適すぎた!」笑
インドといえば名物乗車率200パー以上ではないかと思われる列車移動のイメージが強い人もいるかもしれませんが、今回利用した列車はぎゅうぎゅう詰めとは無縁の超絶快適車両でした。
リシケシュに行くことを検討している人はぜひ参考にしてくださいね。


ヨガの聖地リシケシへ向かう方法

リシケシュはヒンドゥー教の聖地のひとつでもあります。ネパールにも近く、1月に訪れた際は普通に寒かったです。
ヨガのアシュラム(道場)も数多く存在し、観光客は世界各国からヨガの修行や自分時間を過ごしに来る人が大半です。
リシケシュに向かう方法はいくつかあり、

列車:ニューデリーからハリドワールまで列車、その後リキシャーで移動
空路:デリー他空港からデラードゥーン空港まで飛行機移動
バス:デリーからリシケシュバスターミナルまで移動

列車はこの後詳しく書いていくので割愛します。
空路はだいたい片道3,000-4,000Rs。空港からアシュラムのメインエリアまでリキシャー(タクシー)移動が含まれるので片道だいたい5,000Rsあれば足りるといったところでしょうか。
バスはというと、こちらもAC(空調)付きか車両(トイレ含む)の綺麗さによって値段がピンキリですが、予約なしで乗ることができる1番安いバスで300Rs弱のようです。お安く行きたい方はこちらもご検討ください。
予算やスケジュールに合わせて利用する交通機関をチョイスしましょう!

おすすめ列車はDDN SHTBDI EXP!

はい、なんだこの横文字は!ですね。笑
デラドゥーンシャタブディエクスプレス、の列車表記です。
インドで1番速い列車と言われているそうですよ。
デリーからハリドワールへ向かう列車はいくつかありますが、私は列車番号12017のこちらを全力いいね!したいです。
ちなみに、リシケシュ行きのヨガエクスプレス(いかにもすぎる)という名前の列車もありますが、到着まで8時間弱かかりますし、ヨガのアシュラムが点在するタポバン地区・ラムジュラ、ラクシュマンジュラ地区へはリシケシュから結局リキシャーで移動する必要があるので、まずはハリドワールまで行くことをおすすめします。
こちらの列車、何が良いかってAC(エアコン)付き、コンセント付き、座席指定可能でお食事付きで800Rsほどなんですよ!遅延がなければ5時間ほどでハリドワールに着きますし、ニューデリーが始発なので乗車時は基本的に遅れもありません。

列車予約はIRCTC / ixigo trainsから

さて、肝心な列車のチケット予約に関してですが、インドの列車チケット購入はこれまた少し面倒です。そもそも利用する人口数が半端じゃないので、通常2,3ヶ月前に予約するのが基本となります。明日明後日のチケットはほぼキャンセル待ちと考えた方が良いでしょう。
一昔前までは窓口に行かないと買えなかったようですが、昨今のインドのIT関連の技術進化は目覚ましいものでオンラインで事前購入ができるようになりました。
チケットの購入方法に関しては、こちらのサイトがとてもわかりやすく記載してくださっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
リンク先の記事にも記載があるように、事前購入をしたい場合は
IRCTCというインド鉄道の会社サイトでのアカウント登録と、ixigo trainsというアプリでのアカウント登録が必要です。
クレジットカード登録できない問題や、ここでもやってくるインドの電話番号呪縛など色々なミッション(ダンジョン?)が登場しますが、どうか焦らずに登録作業を進めてもらえたらと思います。
(インドではいつでも、こちらがイラついたら負けです。笑)

ちなみにixigoはネットで列車チケットを取っていない場合でも、入れておくととても便利なアプリです!インドの列車は車両数も多く、乗車車両を間違えると移動するのも一苦労です。ixigoでは列車番号を入力するとアプリ上で車両数や車両番号などを確認することができます。席番号がわかっている場合は自分の座席が車両内のどこにあるのかもわかります!
かなり便利。無料アプリなのでこちらはぜひダウンロードしておいてください。

◆IRCTCのサイトはこちら
◆ixigoのサイトはこちら

なんぼご飯出てくるん?快適すぎるAC列車

さて、移動日当日。出発2日前からデリーに滞在していたため、日の出前からニューデリー駅へ。デリーのメトロは車両も綺麗でチケット代もとてもお安い。空港へもニューデリーからメトロで行けますよ。
日の出前に駅についたからか、懸念していた「ぼったくりニキ」「ツアー組ますニキ」は数名しかおらず、眉間に皺寄せてガン飛ばして歩いていたら声をかけられることはありませんでした。笑
メトロのニューデリー駅方面から国鉄のニューデリー駅へ入場すると、
手前側から16番線、15,14,13…..1番線と乗り場があります。

改札口とかないんでね、誰でも入れますよ

私が乗る予定のDDN EXPRESSはありがたいことにいちばん手前の16番線。
ホームに降りて列車の到着を待ちました。
※ここで注意したいのが、インドの列車は平気で乗車ホームがころころ変わります。発車の数十分前だとしても変わる可能性があります。(どうにかしてほしい)常に最新の情報を頭に入れて行動するようにしてくださいね。
ちなみに私は16番ホームに降りたものの不安で優しそうなローカルの人に「これ合ってる?」と聞いたら思いっきり嘘教えられてあやうく乗り損ねるところだったので、ixigoと最新の電光掲示板を信じて待ちましょう。笑

出発と共にはじまるチャイタイム

列車待ちの段階から自分が乗る車両番号の前で待ち構え、いざ乗車、席を探して座ります。窓側の席、お隣はスペイン人ぽい女性の方でした。
発車してしばらくすると、小綺麗な制服に身を包んだスタッフさんがチャイとおやつ?を運んできてくれました。
朝6:00発だったから、おやつっていうより朝ごはんかな。

いや足りんけど

おなじみチャイタイム!インドって本当にチャイタイムを大切にしているんですよね〜。左側の白地にブルーの文字の紙包みの中にティーパックが入っていて、右上の青いものはクリーマー。MARIEはビスケットですね。スタッフさんが紙コップにお湯を注いで渡してくれるのでそこにティーパックをつけてセルフチャイタイムです。

しばらくするとミールがやってくる

朝が早かったのと、ニューデリーの駅に初めて本格的に降り立つということで気が張っていたのか眠り込んでしまった私。
スタッフさんの声掛けで目が覚めて、見上げるとミールがやってきました。事前にベジかノンベジか選ぶことができます。私は今回ベジミールをチョイス。

内容はブラウンブレッドにマンゴージュース、野菜のコロッケとお野菜?
みたいな感じでした。バターはもちろんみんな大好きアムルバター

食後にはもちろん、スタッフさんがチャイおかわりどう?と回ってきます。
お腹も満たされ、私はまたもや夢の中へ…

トイレチェック

座席指定できて綺麗な車両、おやつとごはんもついた快適なDDN EXPRESSですが、トイレはやっぱり絶句レベルでした。笑
そもそも日本でも列車のトイレってさほど綺麗じゃないし、期待していなかったんだけど想像以上にdirty and bad smellでした。笑
※食事中の方、汚いトイレを見るのが嫌な方は自主規制してください

ジーザス。ちなみに超臭いです。笑

トイレットペーパーはもちろんなし。左におわしますバケツの中に水を入れてそこで拭いた手を洗います。号泣

だいたいのトイレは我慢できるんですけどね、正直このトイレがいちばんきつかったかもしれない!w

昼着?夜着?それとも夜行で朝着?

ここからは私の主観ですが…列車やバスの予約をする場合、どうしても値段や空き状況だけを見て予約しがちですが、個人的には
朝出て日中に着く列車や夜出て朝目的地に着く列車をおすすめします。
目的地の治安にもよりますが、インド国内における基本的に深夜の移動は危険です。それであれば、寝ている間に朝着く列車を選んだり、到着後に余裕を持って移動できる列車を選ぶのがベターかと思います。
列車ではなく飛行機の話になりますが、私は一度深夜にインディラ・ガンディー空港に着く飛行機に乗ったことがありますが、空港の外にはリキシャーの客引きオジが大量発生…(身震いした。笑)
なので、その日は寝袋を床に引いて空港で寝ましたが快適でしたし、移動しなくてよかったー!と心から思いました。
かさばるけれど寝袋を持って行くのは結構おすすめです。ベッドバグ対策にもなりますしね。

デフォルトで電車は遅れるものなので。笑
1時間ほど遅れて無事ハリドワールに到着しました!

駅を出るとリキシャーオジたちが群がってきます。
切り抜けるのが大変でした。「リシケシュ?タポバン?」と観光客が行きそうな地名を呪文のように唱えながら追いかけてきますが、声をかけてくるオジは基本無視で大丈夫です。笑
おすすめは乗合リキシャー(4,5人乗れそうな大きめのリキシャー)を捕まえて目的の地区まで行くこと。30kmほどの距離ですが100-150ルピーくらいで行くことができます。かなり安い!!
まぁ道路整備はそこそこなのでお尻が痛くなりますが、節約ということで。

さて、次回はリシケシュでのヨガ生活をお届けします。
何も考えずに生徒として純粋にヨガを楽しんだ10日間。
本当に幸せでした…思い出しながら、ゆっくり書き綴りたいと思います。
気長にお待ちくださいね◎

MOMOYO / みょん

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