誕生日、と夢

私の老後の夢は、おじいちゃん・おばあちゃんになったときに、縁側で仲良くお茶を飲むことだ。いつからそう思うようになったのか定かではないが、気づいたら、脳裏にそのような風景が理想の絵として思い浮かんでいた。なぜか、自分が「おばあちゃん」になるという想像があまりできず、思わず「おじいちゃんになったとき」と口走ってしまう違和感も、その景色が残っている理由の一つかもしれない。
そこまでの道のりが果てしなく、また経験したことのない山や谷であることは想像に難くないが、いつでもその穏やかな理想郷を思い描くことで、私は生きて命をつなぐことを楽しみにしているような気がする。

今日は、実は私の誕生日だ。
今日まで健康に過ごさせてもらえていることに感謝し、また前を向いて歩きたい。

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