見出し画像

台湾って

いいとこなんです。

台湾に、7年住んでいた。
大学を卒業後、台湾は高雄へ渡り2年働いた。
台湾に興味がなければ知らないかもしれない高雄。
台湾の南部にある都市で、台北より南国感も強い。

高校時代留学していたアメリカで仲良くなった台湾人の友達に、大学時代に会いに行って台北を案内してもらったことはあったけど、高雄へ行ったのは初めてだった。初めての高雄、初めての台湾生活。

ちなみに渡航時知っていた中国語は、
「謝謝」
「再見」
「我愛你」
くらいなもん。

仕事で行ったから、話せる必要もなく、いろいろな手続きも通訳してくれる人がいてやってくれた。だから最初は本当に、話せる必要もなかった。何かあったら、ひとまず英語で対応していた。

そんな私が最初に覚えた中国語会話というと、ドリンクの注文方法だったと思う。

今では知ってる人も多いかもしれないけど、台湾にはドリンクスタンドが多い。タピオカミルクティー発祥の店といわれている春水堂とか、Gong chaとか、種類も店舗数もめちゃくちゃたくさんある。

職場で「ドリンク頼まない?」ってなることも多くて、数人で頼むと外送(配達)もしてくれるお店が多い。外食習慣が根付いている台湾ではUber eatsなんかより全然ずっと昔から配達文化が発達していて、初めのうちは毎回驚いてたな。

渡台当時の注文方法は、こうだ。

まず、いくら漢字圏で何となくメニューが理解できるとはいえ、それを発音できなければいけないので、基本は手元にメニューがあれば、指差し注文。なければ英語か身振り手振り。

あとは、同僚の台湾人から教わった渾身の「微糖、無糖」「微冰、去冰」を繰り出す。台湾のドリンクスタンドでは、甘さと氷の量を選べる。氷を抜いてもらったからってドリンクが減ることも、追加料金をとられることもなく、並々に注いでくれる。

そんなドリンクスタンド文化が楽しくて楽しくて、初期は毎日何かしら買っていたな…。ある程度楽しむと、本当に飲みたいときにだけ買いに行くようになったけど。

日本にも台湾ブームが起きてドリンクスタンドとかもたくさんできたけど、やっぱり本場の値段で、味で、気軽に楽しみたいなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?