群れの中で生きる僕らは自分の価値をアピールする必要がある(600文字)
承認欲求ってSNSから生まれた欲望なのでしょうか?
群れで暮らす
大昔から人は群れで暮らしていました。
群れの中で、狩りがうまい者は重宝されるのはわかります。
集団生活において有益と思われる者は生存に有利でした。
ではそうでないものは?
狩りの下手な者、一緒にいて不快と思われる者は群れから除かれました。
群れの中での生存戦略
そんな群れの中で、生き残るには何をすればいいか?
自分が群れにとって有益である事、他人よりも価値がある事。
それを会話でアピールする必要がありました。
現在の会話を解析すると、6割が自分か他人の話になります。
その割合は大昔からほとんど変わっていないそうです。
承認欲求の正体
この群れの生存戦略を意識してSNSを考えると見え方が変わってきます。
人はなぜ目立ちたがる?
人はなぜ評価されたがる?
食事の前に料理の写真を撮ってアップする事をどう思いますか?
料理が冷める愚かな行動?
いいえ。
こんなおいしそうな料理を食べている私は群れの中で価値があるんです。
本能的な行動
つまり、食欲や睡眠欲よりも、より重要な生存戦略です。
そう言われると妙に納得が出来ませんか?
承認要求なんて言葉は後づけの言葉です。
欲望に忠実に生きているからこそ、価値ある自分をアピールする。
原始時代に脳に刻まれた生存プログラムが未だ作動しているからなんです。
SNSというアピールツールを与えられた私達は使います。
より生きやすくなるよう。
元ネタ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?