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子どもの入院。親はどうしてる?

前回の記事にいいね!してくれた方の1人、共同通信・大阪支社さん。
どんな記事を書いているんだろうとお邪魔したら、

という記事が目に入って、気がつけばあっという間に読了。読む体力がなくなりつつあるアラフォーだけど、興味ある内容はサラッと読み切れるやん、私!(なぜか関西弁風?)

先日3ヶ月弱の入院生活をなんとか終えて自宅療養中の我が家の次男坊。断続的ではあるものの、彼は人生の3分の1近くとなる3年ほどの入院歴がある。
が、親の私は、その記事を読みながら付き添い入院ってやっぱり大変なんだと思いをはせることしかできなかったりする。

なぜなら、私は付き添い入院をしたことがないから。

次男坊のかかりつけ大学病院は、付き添い入院NGだ。
(正確にいうと、夜間に緊急入院したICUでは幼児の世話ができる人員が確保できないからと一晩付き添ったのと、夜間に緊急手術をすることになって朝5時まで泊まったことはある…その2日だけ。どちらも納得できる理由だと思う。)

付き添い入院NGの病院を選んで受診したわけではなく、出産した総合病院から生後2日目に転院した病院が、今も通い続けているかかりつけ大学病院。
巡りあったのは偶然だった。その偶然のおかげで、育休からフルタイム勤務で復帰して勤務し続けられているし、長男の学校行事にもちゃんと参加することができている。なにより、障害を受容できてなかった頃の私が付き添い入院をしていたとしたら、きっと心が不安定になっていたに違いない。だから、我が家には、付き添い入院NGの病院でよかったと思ってる。
(ちなみに出産した病院の小児病棟は付き添い入院が基本らしい。危な)

じゃあ、すべての小児科病棟で付き添い入院NGにしたらいいじゃんって思うけど、そうわけにはいかない事情もある。患児に付き添ってあげたいという心情的な理由、完全母乳で育ててる乳児、遠方の病院に入院させてる親の宿泊費用負担を減らすためなど…付き添い入院がいい場合もある。
以前次男が検査入院した国立成育医療研究センターは、付き添い入院するかどうかを選択できる。いろんな事情があるから、選択できるということはいいことだと思う。

という訳で、付き添い入院が悪なわけではない。共同通信さんの記事によると、

・付き添い入院を、要請という名目で強要
・付き添いする親御さんが生活できる環境(寝床・食事・衛生面など)がない。
     しかも、外出・交代禁止
・付き添いする親御さんに子どもの世話全般を強制する。

しんどいですよね…どう考えても。

親御さんを人手としてカウントしてるのに、親御さんの生活スペースは確保させてないというナゾ…透明人間じゃないぞ?
個室ならまだしも、大部屋でプライベート確保したくてカーテン閉めたとしたら、ハンパなく閉鎖的になる。さらにつらい。
病院側が親御さんの生活スペースを用意できないなら、いっそ付き添い入院禁止にしてもらった方がマシかなと私は思ったりするけど、どうなんだろう?

あとは医療スタッフの人員問題?人手不足か人件費削減しようとしてるのか…この辺は病院の問題か政府・制度の問題かいろいろと根深そう。深く考えたらさらに1000文字ぐらい追加できそうなのでやめときます。

こういう子育ての負の部分を解決しない限り、出生率は上がんないんじゃなかろうかと思ってみたり?さらに文章長くなりそう。

ってことで、この辺で。


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