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あなたの近くの発達障害診断の最高の病院の見分け方教えます

精神科医が推薦するADHD克服カウンセラー舩曳です。

保護者が自分のお子さんの違和感に気づいたとしても、それが発達障害由来のものなのかどうか、普通は見分けが付かないものだと思います。

そういったとき医療機関を利用する訳ですが、そういった場合、

「出来たら、除外診断してくれるところも含めて、我が子にとって最高の病院を見つけたい」

そういった思いは自然なことだと思います。
信頼出来る病院はどうやって見つけたらいいのでしょうか?

たくさんリストアップする
まずあなたも一番に思い浮かぶと思うのですが、インターネットで検索することです。

「地域 発達障害 病院」

「地域 発達障害 児童精神科」

「地域 発達障害 子ども クリニック」

などで検索すると、たくさん見つかると思います。

まずはそれをメモに書き写して行きます。

というのも、今児童精神科で発達障害を見れるクリニックは予約待ちで

「半年待ち」

はざらです。

半年も経てば、学生なら年度も変わってしまいますし、社会人でも次の手(例えば転勤希望、転職希望など)を打つのが遅くなってしまいます。

そのため、まずはたくさんリストアップするよう心がけて下さい。

まずは30くらいはリストアップする覚悟で臨んで下さい。

口コミの星数の評価はあまり気にしない
グーグルマップで表示される

「口コミ(マイビジネスと呼ばれます)」

は、正直真偽のほどがつかみにくいです。医師と合う人は評価が高いでしょうし、医師と合わない人は評価を低く付けるでしょう。

そのため、☆の数だけで見ると、いい病院を見逃してしまったり、偏った評価になりがちなため、

「評価に騙されてしまった」

ということも起こりがちです。

ただ、嘘の口コミは書き込みが削除されるため、☆の数よりも口コミの内容は目を通した方がいいです。

あと、マイビジネス以外でも評価サイトがあるようですが、そちらの方はいい評価しか載っていないため、あまり当てにしない方がいいかもしれません。

ホームページの中身を読む
お忙しいとは思いますが、見つけた病院が本当にいい病院かどうかは、

「ホームページを見たら分かります」

ホームページはお店で言えば玄関、それは医療機関においても同じ訳です。

そこを丁寧に作り込んでいればいるほど、そこにお金や手間ひまかけている病院になりますので、心配りをしっかりしている病院であると言えます。

ただし、その分人気な病院も多いため、待ち時間が相応にあることは覚悟しましょう。

通えるところかどうか検討する
病院は

「診断を受けたら終わり」

という場所ではありません。

・今後服薬の有無

・臨床心理士、公認心理師によるカウンセリングがあるか

・自立支援医療など丁寧に教えてくれるか

など診断後のことも考える必要があります。

そのためには何より、

「自宅から通いやすいかどうか」

ということ。

グーグルマップや、Yahoo乗換案内などのアプリを使うなどして、自宅からそのクリニックまでの時間や乗り換えの手間、車での移動時間などを書き込んで行きましょう。

予診を取ってくれるか確認
これである程度絞れてきたはずです。

後は片っ端から電話をかけて行きます。その際には

「発達障害かどうかを診断出来る病院を探している。年齢(学年)、性別、他の病院にかかっているかどうか」

を伝えて下さい。

他の病院にかかっている場合には、最初の診断申込用紙に書く欄がありますので、

「他院で○○と診断(日付)」

とご記入下さい。

話が前後しましたが、電話の時点で、

「そちらは予診など、精神科の医師と会う前に、話を聞いてくれる時間はありますか?」

と尋ねて下さい。

と言うのも、前述したように、今の時代精神科医師は多忙で、新規受診を断られることもあるくらいです。

そのため、医師と会う時間は

「5分診療」

ということも珍しくありません。

でもこちらの思いを聞いてもらったり、問題の整理をする時間は必要だと僕は考えています。

そのための制度が

【予診】

です。

予め、PSW(精神保健福祉士)やCP(臨床心理士、公認心理師)などと、30分程度の話の中で、医師が判断するための材料を集めて行くわけです。

その時間があるから、

「5分診療でも医師が判断出来る」

のです。

逆に言うと、医師が長々聞いてくれる病院は

「待ち時間が長い」

と嫌われる傾向にあります。

そのため、予め電話の予約をする前に、

「そちらで予診など、医師と会う前に話を聞いてくれる時間は取ってくれますか?」

とここまで聞いておきましょう。

待ち時間の確認
実際に診断に行ける日までの期間を確認します。目安は

「早くて1ヶ月~3ヶ月以内」

です。

上記したように

「初診まで半年待つ」

ということもざらです。

逆に

「初診だけは早いけど、2回目の診察が1年後」

という精神科も多いです。

それだけ今ニーズが多いということですね。

待ち時間を確認し、それも書き込んで一番最適な病院を総合的に判断していきます。

まとめ
精神科もサービスの1つと考えるなら、どれだけ分業して、患者さんの立場に立ったサービスを系統立てて提供してくれるかだと思います。

事前に調べることは多々ありますが、これらを事前に聞いておかないと予約を取っても、最終的にまた別の病院に行くこともあるわけです。

そのため、上記のことをやった上で、余裕があるなら、

「セカンドオピニオンとして次の病院」

も見つけておく、予約を予め入れておくなどもありでしょう。

その場合は、

「心理検査の結果を持っていけば、診断してくれるのか」

も問題になってきますので、

「本命の医療機関」

「セカンドオピニオンとしての医療機関」

この両方を調べておくようにしましょう。

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