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境界を越えるバスシリーズ

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東京都と周辺各県の境・武蔵国と周辺各国との旧国境・関八州=ほぼ関東地方の境界を越えるバス路線を、道路を含めた周辺の地理や歴史も絡めて、現地調査による画像も添えて纏めた記事群、です。
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記事一覧

境界を越えるバス/都県境・旧国境合流点/横浜町田インター周辺

境界を越えるバス/都県境・旧国境合流点/横浜町田インター周辺

東京神奈川都県境編13.5/武蔵相模国境編10.5
2024年2月現地調査実施
2024/04/17 初版公開
データ類は特記なき限り2024年2月現在のものです。
画像・写真類は特記なき限り筆者自ら作成・撮影したものです。

多摩郡と都筑郡の境界を辿って来た東京・神奈川の都県境は、横浜町田インターチェンジを越えて少し東南東に進んだ地点にて、都筑郡と鎌倉郡の境界を辿ってきた武蔵・相模の旧国境と合流

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境界を越えるバス/都県境編13/町田市辻周辺

境界を越えるバス/都県境編13/町田市辻周辺

東京都神奈川県境編13(多摩丘陵編8)
2023年5月/2024年2月現地調査実施
2024/02/20 初版公開/2024/02/28 一部改訂
データ類は特記なき限り2024年2月現在のものです。
画像・写真類は特記なき限り筆者自ら作成・撮影したものです。

多摩丘陵を複雑に屈曲しながら横断してきた都県境ですが、ついに東京湾側の鶴見川水系を抜け、相模湾側の境川水系へと入ります。旧国境との合流点

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境界を越えるバス/都県境編12/成瀬尾根横断地点

境界を越えるバス/都県境編12/成瀬尾根横断地点

東京都神奈川県境編12(多摩丘陵編7)
2023年5月現地調査実施
2024/1/30 初版暫定公開
データ類は特記なき限り2024年1月現在のものです。
画像・写真類は特記なき限り筆者自ら作成・撮影したものです。

町田市・川崎市麻生区・横浜市青葉区の境目を激しく屈曲して抜けてきた都県境は、その先、成瀬尾根にそって暫く南下します。多摩川河口から都県境の西側を時計回りに辿って来たはずなのに南下して

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境界を掠めるバス/都県境編11.5/玉川学園・奈良北団地周辺

境界を掠めるバス/都県境編11.5/玉川学園・奈良北団地周辺

2023年4月/12月他現地調査実施
2024/01/18初版公開
この記事のデータ類は、特記なき限り2024年1月時点のものです。
また、画像類は、特記なき限り筆者自ら撮影・作成したものです。

久々の更新は、都県境を掠めるけど越えない路線の紹介になります。現地取材は早々と済ませていたのですが、諸々ありまして…
1箇所はコミュニティバスでありながら、都県境上の道路を走る路線になります。もう1箇所

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境界を越えるバス/旧国境編10/横浜市瀬谷区卸本町付近

境界を越えるバス/旧国境編10/横浜市瀬谷区卸本町付近

2023年5月現地調査実施
2023/06/07初版公開
この記事のデータ類は2023年5月末時点のものです。
画像・図面は特記なき限り筆者自ら作図・撮影したものです。

今回紹介する場所は、武蔵と相模の国境が、東京と神奈川の都県境に合流する前の最終地点になります。バスが通る道は、現代では国道指定を外されていますが、元々は国道16号線の旧道で「八王子街道」の愛称を持つ区間です。ただし、江戸時代から

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境界を越えるバス/都県境編11/町田市三輪地区周辺

境界を越えるバス/都県境編11/町田市三輪地区周辺

東京都神奈川県境編11(多摩丘陵編6)
2022年2月/2023年3月現地調査実施
2023/03/19 暫定版公開
データ類は特記なき限り2023年3月現在のものです。
画像・写真類は特記なき限り筆者自ら作成・撮影したものです。

片平川と真光寺川の間の明瞭な尾根を辿って来た都県境ですが、津久井道や小田急線を越えた辺りで尾根が消失します。その先で都県境は、一旦川筋に進路をとった後、神奈川県側が横

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境界を越えるバス/都県境編10/鶴川街道真光寺周辺

境界を越えるバス/都県境編10/鶴川街道真光寺周辺

東京都神奈川県境編10(多摩丘陵編5)
2023年2月現地調査
2023/03/06 初版公開
データ類は特記なき限り2023年2月現在のものです。
画像・写真類は特記なき限り筆者自ら作成・撮影したものです。

多摩丘陵に入ってから複雑に畝っている都県境=旧多摩郡の南縁ですが、久しぶりに多摩川水系と鶴見川水系の分水嶺に復帰します。路線バスがこの分水嶺と都県境が重なっている区間を超えるのは、多摩丘陵

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境界を越えるバス/旧国境編9/三ツ境駅界隈と野境道路

境界を越えるバス/旧国境編9/三ツ境駅界隈と野境道路

2022年11月/2023年2月現地調査
2023/02/27初版公開/2023/03/02図面追加改訂
この記事のデータ類は2023年2月時点のものです。
特記なき本記事の画像類は著者自ら撮影・作成したものです。

武蔵・相模の国境は、三浦半島を出たのちも江戸湾・相模湾の分水嶺を辿っているために、古くからある鉄道路線の駅に近寄る機会は非常に少ないです。今回紹介する地点は、なんと大正時代末期に設置

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境界を越えるバス/旧国境編8/南万騎が原駅付近 と 横浜隼人中学・高校付近

境界を越えるバス/旧国境編8/南万騎が原駅付近 と 横浜隼人中学・高校付近

2022年11月/2023年2月現地調査実施
2022/02/21初版公開予定
この記事のデータ類は2023年2月現在のものです。
画像類は特記なき限り筆者自ら撮影・作画したものです。

旧国境は相変わらず江戸湾と相模湾の分水嶺をたどっているのですが、今回は、武蔵国側が横浜市旭区/相模国側は横浜市泉区・瀬谷区となるエリアです。ゴルフ場や公園となっている界隈では旧国境越え/旧国境沿いの道は少ないです

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境界を越えるバス/都県境編9/若葉台駅周辺

境界を越えるバス/都県境編9/若葉台駅周辺

東京都神奈川県境編9(多摩丘陵編4)
2022年12月/2023年1月現地調査
2023/1/26初版公開/2023/1/28大幅追補
この記事のデータ類は2022年12月現在のものです。
また図面・画像は特記なき限り筆者自ら撮影・作画したものです。

多摩丘陵に入っている東京都・神奈川県境ですが、ついに駅本体と駅前広場の間に入り込むという、他ではあまり例を見ない?状況になります(トップ画像がその

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境界を越えるバス/都県境編8/コミュニティバス(長尾団地西側)他

境界を越えるバス/都県境編8/コミュニティバス(長尾団地西側)他

東京都神奈川県境編8(多摩丘陵編3)
現地調査2022年12月
初版公開2023年1月14日
この記事のデータ類は特記なき限り2023年1月現在のものです。
また、特記なき画像類は筆者自ら撮影・製作したものです。

多摩丘陵の都県境編第3回目は、都県境をコミュニティバスが越える、珍しい(かもしれない?)シーンを紹介します。前回の場所から近いので、別記事にするかどうか迷ったのですが、近隣に運転本数極

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境界をを越える...??【旧国境編/新春スペシャル】

境界をを越える...??【旧国境編/新春スペシャル】

「境界を越えるバス」シリーズ、新春特別編(?!)。先行調査の最中に偶然辿り着いた場所です。路線バスではないので、特別編らしくショート(??)バージョンでお届けします。登場いただくのは、東海道新幹線。おまけで一昨年取材してたネタも加えてます。
(タイトル画像は、note のフォトギャラリーからいただきました。)

東海道新幹線:武蔵・相模国境 世界でも "Shinkansen" として著名な新幹線の

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境界を越えるバス/都県境編7/旧多摩・橘樹・都築三郡境付近=稲城市長尾地区・川崎市麻生区境界

境界を越えるバス/都県境編7/旧多摩・橘樹・都築三郡境付近=稲城市長尾地区・川崎市麻生区境界

東京都神奈川県境編7(多摩丘陵編2)
2022年2月/12月現地調査実施
2022年11月26日暫定公開/2023年1月14日正式公開
本記事のデータ類は特記なき限り2022年11月時点のものです。
特記なき限り画像・図面は筆者自身によるものです。

都県境が多摩丘陵を複雑に迷走?するエリアの第2回目は、稲城市(旧多摩郡)が南側に張り出して川崎市麻生区(旧橘樹郡・都築郡)に食い込んでいる部分です。

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境界を越えるバス/旧国境編7/旧橘樹・都築・鎌倉郡三郡境=現横浜市保土ヶ谷・戸塚区境付近

境界を越えるバス/旧国境編7/旧橘樹・都築・鎌倉郡三郡境=現横浜市保土ヶ谷・戸塚区境付近

2022年11月現地調査
2022/11/17初版公開
2022/11/20改訂版公開
この記事のデータ類は2022年11月現在のものです。
画像類は特記なき限り著者自ら撮影・作画したものです。

前回記事から、何とか(??)横浜市の(行政)区境に復帰した武蔵・相模国境ですが、横浜市内を往く区間はまだまだ続きます。相模国側は相変わらず鎌倉郡ですが、武蔵国側が武相国境編その1から続いていた久良岐郡を

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