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備忘録。 写真を撮ってます。 https://www.instagram.com/_t0909_/

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多大な影響を受けた3人の写真家:アンリ・カルティエ・ブレッソン編

個人的に多大な影響を受けた写真家3人をゆるく紹介をしていきたいと思います。 今回は2人目アンリ・カルティエ・ブレッソンです。 1人目のオリビエーロ・トスカーニについても是非読んでみてください。 アンリ・カルティエ・ブレッソンと言えば「決定的瞬間」をご存知の方も多いはず。 それに関連して一番目にする彼の写真は「サン・ラザール駅の裏手」ですかね。まさに決定的瞬間。こんなこんな一瞬に巡り会うことがこの先の障害あるのだろうかと思わせるほど、惚れ惚れする構図ですよね。 世界で最も有

    • 多大な影響を受けた3人の写真家:オリビエーロ・トスカーニ編

      個人的に多大な影響を受けた写真家3人の紹介をしていきたいと思います。 一 1人目はオリビエーロ・トスカーニ。 ご存知の方は結構多いのかも。世界中で有名なファッションブランドである「United Colors of Benetton-ユナイテッドカラーズオブベネトン」の広告写真を長年撮り続けてきたイタリア人カメラマンです。 ※2000年に一度退任し、2018年より復帰しています。 これまでに同社のキャンペーンでHIVや死刑制度、戦争などの社会問題を扱った広告写真を多数発表して

      • 最近アマゾンプライムで見て良かった映画やドラマやアニメのいくつか

        明日からゴールデンウィークということで、長い人は10連休ぐらいあるんじゃないですかね? というわけで、ゴールデンウィークに向けて最近アマゾンプライムで見た映画、ドラマ、アニメの紹介と、最後にゴールデンウィーク中に見たい作品をちょろっと呟いてみます。パート2 パート1はネットフリックス編です。 ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩ 「Winny」 東出昌大さん主演で、実在したプログラマー金子勇さんが作った「Winny」というファイル共有ソフトをめぐる、冤罪事件を題材にした映画です。 この映画が作

        • 最近ネットフリックスで見て良かった映画やドキュメンタリーやアニメのいくつか

          来週はゴールデンウィークということで、長い人は9連休ぐらいあるんじゃないですかね? ってことで、それに向けて最近ネットフリックスで見た映画、ドキュメンタリー、アニメの紹介と、最後にゴールデンウィーク中に見たい作品をちょろっと呟いてみます。 Amazonプライムビデオ編はこちら ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩ 「パレード」 ちょっと前に話題になった、長澤まさみさん主演、坂口健太郎さん、森菜々さん、ピエール瀧さんなど錚々たる俳優陣が出演している映画。 個人的にはこの映画を見て「後悔」

        多大な影響を受けた3人の写真家:アンリ・カルティエ・ブレッソン編

        • 多大な影響を受けた3人の写真家:オリビエーロ・トスカーニ編

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        • 最近ネットフリックスで見て良かった映画やドキュメンタリーやアニメのいくつか

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          ホストクラブと売り掛けについて思った事ー

          あくまで個人的な感想です。ので悪しからず。 ホストクラブやらコンカフェの売り掛け制度は本気で無くしたほうがいいんじゃないですかね。 あれは法律では規制できないものなのかな? ホストクラブに通う。ということと、売り掛け(借金する)ということは分けて考えるべきな気がしています。 後者は止めるべき。 昔新宿のサパーで働いていた時、地方から出てきたばかりの昼職のお客さんが 友達に誘われて行ったホストクラブにどハマする→数百万の売り掛けを作ってしまう→嫌々ながら風俗で働く→売掛を払え

          ホストクラブと売り掛けについて思った事ー

          夜と霧を読んで

          例えばこの本を読んで、それらを経験したことのない人間が何を語れるのだろうかと思う。 ハンナ・アーレントが「悪の汎用さ」といったように、世の中に本当の怪物はいないのかもしれない。 希望がなければ、人は辛い出来事を乗り越えられないのだろうと思う。 さて自分は、この本を読んで、実際は何を感じたのかと考えると、多分何も感じられていない。 正確に言えば、その場にいた人と比べるとう条件下で、この文章を読んだだけの自分が何かを感じられたのかについて疑問に思う。 この本の中にも、収容所での経

          夜と霧を読んで

          「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を見て

          スティーブン・ダルドリー監督作品で、トーマス・ホーンが主演なのかな?でトム・ハンクス、サンドラ・ブロックと豪華俳優陣が出演している素晴らしい映画について、ちょこっと書いてみます。 てか、トーマス・ホーンさんこの作品以外に出演作品がないみたいだけど、あれだけの演技でなんでなんですかね?まずそれが疑問。 自分ではどうすることもできない、突然やってきた巨大な渦 この映画のストーリーをほんの少しだけ話すと、アメリカ同時多発テロ事件によって父親を亡くした少年を中心に、そのほか親族の

          「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を見て

          「誰も知らない」を見て

          是枝裕和さん監督、柳楽優弥さん主演の「誰も知らない」を見て思ったことをつらつらと書いていこうと思います。 個人的な体験 まず、この映画を見ていて驚いたのは、柳楽優弥さんが演じていた長男の明が、YOUさん演じる母親を見つめ、しっかりした姿を見せようと気丈に振る舞うシーンについて。 久しぶりに母親が帰ってきて喜ぶ兄弟と、嬉しくて、苦しくて、さまざまな心の葛藤がありながらも、しっかりした姿を見せようと気丈に振る舞う明。 あのシーンは、環境や状況が全く違うんだけれど、普段の自分を

          「誰も知らない」を見て

          軽くて深い

          「俺らって死ぬんだってさ。」唐突に友達が言い出した。彼はいつも唐突で、ただ多くの場合は、彼なりにじっくりと考えた上で話す。 「俺ら?って僕も含まれてんの?』なんとも間抜けな返事を困惑しながら返す。 「そうそう!俺、自分が死ぬって知ってたけど、わかってなかったわ。 人ってみんな死ぬらしいよ。」 また訳のわからんことを言い出した。といつものように呆れる。 「大丈夫?なんなんいきなり!」とちょっと心配したふりをしつつ、彼の言葉を楽しんでいる自分がいる。彼はいつも答えを求めない。そ

          軽くて深い

          Found-object

          Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシングを利用してデジタル写真集を作成しました!! タイトルは「Found-object」です! https://amzn.to/3Jwgk8p タイトルのこの言葉は、スーザン・ソンタグの「写真論」を読んで初めて知った言葉だったのですが、まさに自分が写真を撮る際に常々考えている、偶然の発見や、平凡さの再評価について。それらにぴったりの言葉だと感じました。 詳しい意味はこちらで。 Kindle Unlimitedでは無料で見れ

          Found-object

          世界の終わりからをみて

          映画「世界の終わりから」は、今年公開された、紀里谷和明監督、伊藤蒼主演の映画で、今も場所によっては劇場にて上映されている映画。 本当に素晴らしい作品なので、チャンスがある方は映画館で見て欲しいと思う。壮大なテーマ・演出、繊細な役者さんたちの演技。大迫力で感じてほしい。 映画『世界の終わりから』公式サイト (sekainoowarikara-movie.jp) この映画を見て思った2つのことを書いていこうかなと。 まず1つ目は、「現実と夢の曖昧さ」について。 どこからどこ

          世界の終わりからをみて

          身に余るほどの幸せな時間だった

          今日。人生で初めて大切な人を失った。 失ったと言っても亡くなったわけではないのだけど。 「無くしてから気付く」なんてことを言い出した人がいるみたいだけど、そんな言葉が頭に残るのはいつだって何かを無くした後で、 よく聞く言葉が胸を刺すだけに余計に煩わしくも感じる。 ただそれでも、その言葉自体を嫌いになれないのは、それ気付けたことで次は「無くす前に気付ける」という希望的観測に安堵しているからかもしれない。 それすらも「当たり前」を甘く見た考えかもしれない。 「幸せはお金では買え

          身に余るほどの幸せな時間だった

          「クレイマー、クレイマー」を見て

          映画「クレイマー、クレイマー」(原題:Kramer vs. Kramer)は、1979年に公開された、ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープが主演のアカデミー賞を受賞した作品。 https://amzn.to/3WFFG8U この映画何が良いなと思ったかって、大きく2つ。 1つ目は、1970年代のウーマンリブ運動では、多くの女性は自分達の権利を訴えながらも、まだどのように行動すべきなのかは手探りだったんだなー。ってのが伺えるところ。 メリル・ストリープ演じるジョアンナ

          「クレイマー、クレイマー」を見て

          羅生門

          黒澤明監督作品の「羅生門」を見たのでその感想を残しておこうと思います。 映像体験 まず第一に、1つの映像体験として映画を考えると、2時間ほどの時間に無理矢理に内容を詰め込んだような物語よりも、ストーリーに余裕があり、まったりと美しく、物語を引き立てる映像が流れるこの映画は、惚れ惚れするほどの体験を見る人に与えてくれるものだと思いました。 たまに見かける、見るものに何かを考えさせるような、作り上げられた極端に変わった映像ではなく、物語をつなぐ中で出てくるただただ美しい”間

          羅生門

          Awakenings

          オリバー・サックスの著書を内容を再構成し、フィクションとしてペニー・マーシャル監督が作成した映画「レナードの朝」(原題:Awakenings)を見て感じたことを残しておきます。 まず最初に言いたいことは、レナード・ロウ役で出演していたロバート・デニーロ含め、出演した役者全員の演技が素晴らしかったと素人ながらに感激しました。 映画自体もすごく良いものですが、優秀な役者達の演技が観れるということだけでも、この映画を観る価値はあるのではないかなと本当に思います。 art of

          Awakenings

          新聞記者

          望月衣塑子著、渡辺道人監督の「新聞記者」を見ていて思ったことを少し残しておこうと思う。 この映画の中で個人的に一番印象的だったのは、エリートとは全くかけ離れた場所にいる私が知る由もない、官僚の働きぶりというのか、実際に彼らがどのような仕事をしているのか、という点を垣間見ることができたことかもしれない。 官僚の知り合いなんて1人もいない私には、この映画で描かれていたように、情報を操作するためにマスコミにデマを流したり、挙げ句の果てに普段エリートと呼ばれる彼らが必死になってツ

          新聞記者