運動強度を考える

最大と最小の心拍数が分かったところで、次は運動強度に移ります。
要は、
最大心拍数の時が運動強度100%
最小心拍数すなわち安静時なので運動強度は0%
と捉えることができます。
これを式で表すと

(最大心拍数ー安静時心拍数)×目標運動強度(%)+安静時心拍数=目標心拍数

運動強度により、獲得する効果が変わります。
一般的には下記のような表になります。(参照:GARMIN)

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ジャック・ダニエル氏のランニングフォーミュラーでは、以下のようなことが書かれています。

名称未設定

より専門的になり細かな%の数値になっていますが、おおよそで捉えれば良いと思います。
大切なのは個別的な走力の差の調整だと思います。
例えば、マラソンペースが一般的には70〜80%ですが、この10%の差ってとても大きいです。ましてダニエル氏のMペースは80〜89%と書かれていますから、かなりの走力のあるランナー向けになります。
マラソンペースはおおよそですが、上級者で80〜85%、中級者で70〜80%、初級者で60〜70%の運動強度と言われています。
つまり、初心者と上級者、2時間台ランナーと5時間台ランナーなどの走力の考慮が必要になってきます。

Viento Running Clubではエビデンスと経験上の統計から走力別にきめ細かなトレーニングガイドを提供しています。

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