我が家の車には名前がついていて。小志朗こじろうという。

この小志朗、ハイブリッド車なのだが、燃費がめちゃくちゃ良い。その前の車が、ガソリンのワンボックスカーだったので、なおさらその差は歴然で。最初、どうしてこれほどまでに差があるのかと、驚いた。

家内のこだわりポイントは、ポイ活とクーポンと節約なので。小志朗の燃費の良さについては、絶賛していた。

先日、雪国からの帰り道。とても深い積雪と降雪に遭遇し。視界が遮られるような状態で、非常に怖い思いをした。

そして、その後、フロントもリアも、ビューカメラの表面が汚れていて。表面を拭くという、応急処置はしたものの、ほどなく関東でも、大雪が降った。

家内は、通勤に小志朗を使っていて。こんな写真がLINEで送られてきた。

心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟つぶやいた。

雪って、汚れるんだよね。

雪の中、家内と私を守ってくれた小志朗。燃費が良く、家内の大のお気に入りの小志朗。足回りが良く、ビュンビュン走る、快適な小志朗。

小志朗を褒め称える言葉は、枚挙に暇がない。

そんなこんなを語らおうとしてソファーを振り向くと、家内が足を指さしつつ笑って言った。

小志朗、洗ってあげなきゃね。コジくん。

心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟つぶやいた。

一番乗ってるのは、あなただけれど……。

まずは、夜のミッションをこなそう。そして、小志朗を洗車するという、昼のミッションをいつ遂行するかということを、具体的に検討しよう。

なぜなら、小志朗は、我が家の家族なのであるから。

マッサージをすると、家内は上機嫌になる。

家内が上機嫌だと、我が家は平和である。





だから。





これで、いいのだ。

■追記■17日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。
人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。
下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。
約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放
「追放」って…。まじかぁ…。
でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。
これで、後には引けない…
まだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。