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リキ日記_傷

ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。

我が家のハリネズミの名前は、リキという。


2月の中旬、マイナースポーツの実業団チームに入っている次女が、一時的にオフになり、数日だけ帰宅してきた。

家内と食事に行ったり、身体のケアをしたり、長女とショッピングを楽しんだり。いろいろ、していた。

寝るところが無くて、リビングのリキのケージの横で寝ていて。リキが回し車を回していても、気にせず寝ていた。

次女は、リキのことを、そう、気にかけない。だが、今朝は、リキが朝早くに回し車でまわっていて、起こされたというのである。

そして更に、朝起きてみて足が痛いなぁと思ったら、大きな擦り傷があって。それは、きっとリキにやられたというのである。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

いやいや。リキはケージの中だし。それは絶対に無い。



次女は、リキのことを、冗談にして理不尽にも疑い、自分の失態をリキのせいにして、リキに対してボソボソと文句を言っている。



心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

まったく、しょうがないなぁ。



そんなこんなの、この前の思い出話を家内に語ろうとして後ろを振り向くと、空のソファーが、静かに笑っていた。



先日から家内は、あるプロジェクトで都心のホテルに泊まり込んでいる。

シーンとした部屋の空気に、なんだか、心が追いつかない。




昼間のやりとりからすると、家内は、元気なようである。

家内が元気だと、我が家は、明るくて平和である。





だから。





これで、いいのだ。



磯貝さんの描いたGIFリキは、今日もリキ走


右下の砂場でリキが熟睡している

👆これ、8秒間の動画なのだが、微動だにしないリキ。静止画に見える。


今回のWatcher#18は、SNSの中で、「俺」を誹謗中傷してくる人物の話で。その人物は投稿がWatcherが見える「俺」に対する誹謗中傷だけで。既に廃れたSNSでは、誰からも注目されない闇のような孤独感が、そこに呟かれていた。

人は、ひとりで生きているわけではない。そして、なんらかの関係性があるからこそ生きていける。闇のような孤独を描く磯貝さん。表現が真に迫っていて、私はちょっと考え込んでしまった。

磯貝ワールドの深さは、こういうところからも感じられる。時に、避けたい思い。そういうものにも焦点を当てる。これは、私には難しくて、なかなかできない。



コリキと穴の開いた枯れ葉
※コリキの顔は、一円玉よりも少し小さいくらいの大きさです

てるとさんの展示会は、興味をひくためのいろいろな工夫が凝らされていて。ろくろの実演がそのひとつである。

通常のろくろを持ち込むことは難しいので、指ろくろという、コンパクトな補助バッテリーで駆動するタイプのものを使うという。

創意工夫し、壁を乗り越えていくてるとさん。そのチャレンジストーリーは、私に勇気を与えてくれる。


いわのりさんは、リキのイラストを4つ描いてくれていて。それを私はCanvaでとタイトルだけ簡単に追加して使わせてもらっている。

サッと描いたような軽いタッチで描かれたリキ。私は、このタッチが好きなのである。



■追記■44日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。
人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。
下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。
約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放
「追放」って…。まじかぁ…。
でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。
これで、後には引けない…
まだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。

ヤスさんが作ったキャプション

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