製造業、小売業のサスティナブルに対する矛盾

個人的な意見なのだが製造業や小売業はサスティナブルを企業理念に設定すべきでは無いと思う。

なぜなら究極のサスティナブルとは作らない、売らない、買わない、である。

製造業や小売業は薄利多売とまでは言わないが、いかに生産し消費者に届けるかが重要な商売といえるだろう。

レジ袋を貰わない為に買うエコバックやエコな生活を送る為に新たに購入する消費行動はそもそもサスティナブルの理念に反している様な気がする。
今手元にある物で代用し大切に長く使う事が持続的でサスティナブルな行動では無いだろうか?

廃プラスチックを使ったポリエステルシャツ、ペットボトルを再利用した中綿ジャケットなどエコ素材を使用した商品をリサイクルすると生産過程に有害物質が出る事をご存じだろうか?

だが、誤解が無いように言うがサスティナブルな取組みをするべきでは無いという訳ではない。
ここのニュアンスが難しく、製造業や小売業の目的は間違なく生産、販売による売上、利益の拡大である。

その為大々的にサスティナブルな取り組みをしている。         ではなく目的は製造小売による売上、利益の拡大だがその中で出来るサスティナブルな取り組みを最大限しています。
ぐらいが丁度いいのではと思う。

少なくとも持続可能な取り組みを掲げるのであれば消費者が勘違いしない様に正しい情報を発信し筋の通った企業理念を掲げるべきであると思う。

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