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よちよち短歌集2

また短歌を詠むぜ。なんか楽しかったからまたやろ〜と思った。相変わらず知識はない。

前回のよちよち短歌です。

今回はフィクション性を強めにしてみた。前回はほぼ日記だったけど、日記なら日記を書いた方がいい。普通に。短い文章に色々詰め込むならフィクションを題材にした方が想像性を掻き立てるという意味でも向いてる気がする。

なのでこれを読んだ関係者各位が「これってアタシのことではなかろうか」と思ったとしても違います。よろしくお願いします。


噛みついて 跡がついたらいいですか
忘れられたくなかった8月

知らないことが多すぎるからもう眠る
いつか全部分かったら死のう


睨んだら火がついたんだ、ほんとだよ
笑ったときには涙が出たのに

爪を噛む 不安で不安で不安だから
叱ってくれるひとなどいない


なんでいま怒った顔もかわいいなんて
うるさい黙れ、許すと思ったか?


お湯をはる 大きな窓があったらいいのに
もう春も終わる 気付けないでいる


無水カレー、観葉植物、ハーブティー
仕込んできたのはふたつ前の子?


ぱちん、君の右頬叩きたい
ジョーダンだって好きだもんまだ


褒めてほしい時にあなたはここにいない
私に尻尾がないからなのか 

自慢だと 愛しているとそれだけで
あと100年は生きられたのに





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