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好きな仕事で、そこそこ稼げればOK

今回参加するテーマ、「#お金について考えていること」について。

私もここ数年、お金を取り巻く事情が変わり、価値観も変わりました。

支出についても、収入を支える仕事の形態も変わりました。


今回は、私の人生とお金についての考え方ついても少し触れられればと思います。


さよならフルタイム正社員

私は2020年3月まで、フルタイムで正規職員として雇用されていました。

福祉系の分野で、事務や連絡調整が主な仕事でした。

公務員ではありませんが、ほとんど同じような待遇で、経験年数を重ねるごとに昇級していくことが約束されているも同然でした。

会社での評価も悪くなかった(と自分では思っています)ので、このまま行けば定年まで安定して収入があったのだと思います。

毎日会社に行って顔を合わせて仕事をするのが当たり前でした。


でも、その会社を辞めました。

理由は色々あるので一概には言えませんが、今回のテーマに引きつけて言えば、

「がんばってフルタイムで働く必要、ないんじゃない?」

と思ったからです。


当時は一人暮らししていましたし、自炊はしないで外食ばかり。

毎週末には飲み会があり、結構浪費家だったと思います。

支出を抑えれば、収入は減らして自分のやりたい仕事をやってもいいんじゃないか?と考えたのが、退職の一つの理由です。


世界で一番家賃が安い家に住む

ちょうどコロナ禍になったタイミングで仕事を辞めた私は、大学院に通いながらオンラインの仕事をすることにしました。

どちらもほとんど場所を選ばないので、家賃が安いところに引っ越そうと思いました。


私にとって世界で一番安く住めるのは、都内多摩地域にある実家でした。

ありがたいことに部屋も空いていて、親と同居することが許されたので、退職と同時に実家に引っ越してきました。


ちなみに実家は団地の一室です。こんなカラフルではないですが。


もちろん家にお金は入れていますが、一人暮らしをして家賃から生活費、光熱費まで全て一人で払っていた時に比べたら、圧倒的にコストダウンできました。

コロナ禍ということもあって、飲み会も外食も圧倒的に減り、食費もカット。

大学院生という立場もあり、学割や奨学金など色んな制度を活用しました。


自営型テレワーカーで、やりたい仕事をやりたい時間だけやる

本業は大学院生ですが、同時にNPOでリモートワークをしています。

NPOといっても、事務所や施設がある訳ではなく、基本的にはリモートワーク。

自分のパソコンを使って、自宅やカフェで事務仕事をしたり、Zoomなどを使ったオンラインミーティングを行っています。

誰にも見られていないけど、MacBookでドヤってます。


私の勤めるNPOは、上司から仕事が割り当てられるのではなく、自らやりたい仕事を選ぶことができます。

仕事の量も働く時間も個人に任されているため、他の企業との副業でやっている方がほとんどです。


私の業務形態としては、「自営型テレワーカー」という形になります。

これは、働く人が個人事業主として開業した上で、会社から委託を受けて仕事をするという働き方です。

自営型テレワーカーについては、以下のサイトが詳しいです。


自営型テレワーカーは、あくまで自営業として働いているため、労働関係の法律の対象外になります。

労働者のように年金や税金を会社が納めてくれる訳でもなく、確定申告を自分でしなければなりません。

また、デザイナーなど完成品を納品する仕事とも違うので、どうしても評価が働いた時間になってしまうのも難しい点です。


このようなデメリットもありますが、私は自分で仕事を選ぶことができて、自分の働きたいだけ働ける今の形態を気に入っています。

副業として他の仕事と組み合わせることもやりやすいので、新しい仕事の形として今後広まっていくのではないかと思います。


ちょっとの貯金とちょっとの投資でハッピーライフ

今の仕事は高給ではありませんが、今の仕事でも節約しながら生活すれば貯金もできます。

少額ですが投資にも回しています(楽天証券インデックスファンドを購入しています)。

無駄な支出を見直して貯金や投資額が増えていくのを見るのは、将来の安心材料になります。


もっと安定した仕事に就いた方がいいんじゃないか、という意見にも共感します。

しかし、今の時代ではフルタイム・正社員じゃないと生活できない!という考え方も、変わってきているのではないでしょうか。


「年収90万円でハッピーライフ」の著者の大原扁理氏は、週2回の介護の仕事だけで十分ハッピーな生活を送っているそうです。


年収を90万円まで落とす、というのは極端かもしれません。

ただ、必ずフルタイムで正社員の仕事をしないと!という価値観からは、自由になってもいいんじゃないかと思えてきます。


やりたいことを仕事にしてお金を稼ぎ、その範囲で生きていけるように生活を見直す。

そんな考え方もありだと思います。


勉強と実践の繰り返し

最近はお金に関する色んな本がでていますし、マネーリテラシーを高めたいという発信者もたくさんいます。

有名所では、YouTubeチャンネルもやっている両学長という方の書籍は、どこの本屋さんでも見かけます。

私も読んで参考にしましたし、投資をやってみようと思ったのもこの本の影響です。


今の働き方になったり、実家で暮らそうと思ったのは、全てお金のために計画したからという訳ではありません。

しかし、多くのことを学ぶ中で、結果的に自分の生活とお金の考え方がフィットするようになってきました。


私自身もうすぐ30歳になりますが、今はまだ親の扶養に入り、実家で過ごしています。

人によっては、いい年して恥ずかしい!と言うかもしれませんが、私は今充実した生活を送っていると感じています。

今後も実家にいるかもしれないし、また一人暮らしするかもしれません。


これからもお金について学び、考え、そしてその時々に適した選択をしていきたいと思っています。


まとめ:お金についての価値観を広げる

今回の内容は、あくまで私の環境における、一個人としての私の考え方です。

もちろん一人暮らしに価値を置いている方もいらっしゃると思いますし、会社員を長く続けている方もいらっしゃると思います。

みなさんのそれぞれの価値観を大事にしてほしいです。


一番危険なのは、本当は色んな選択肢があるはずなのに、新しい可能性を見つけるのを諦めてしまうことだと思います。

大事なのは、色んなことを学び、考え、価値観を広げることではないでしょうか。

情報がいくらでもある現代社会だからこそ、幅広い情報を集めて自分の考え方を広げていけるといいですよね。


社会の中にはこんな考え方の人もいるんだ、と皆さんの参考にしていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


#お金について考えていること

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の積読増殖(そして読書)のために、サポートいただけると嬉しいです!