わたしは多子世帯の第一子。
父親は、わたしが26歳の時に病死。

そんな境遇やもともとの長女気質もあり、
わたしは恋愛どころではなかった。

「わたしが家庭を支えなくては、、、」
そんな思いがいつもあった。

幸いモテなかったので、
仕事に邁進（苦笑）

なのに全然評価されない。

100時間を超える残業を
何年も繰り返す毎日。

「こんな生活をずっと続けていたら、
いつかわたしはダメになってしまう」

そう思ったわたしは、38歳の時に
長らく勤めていた大企業の正社員を退職、
契約社員として転職した。

年収は大幅に減ったけど、
残業も激減したおかげで
アフター6なるものを
10年以上ぶりに満喫した。

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人間らしい生活を
久しぶりに取り戻せた！
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そんな確かな手応えがあった。

主人と結婚して7年。
あらためて、わたしがなぜ？
それまで全然モテなかったのに
40歳で結婚できたのか？考えた。

余白ができたからだ！

自分の思うまま自由に過ごせる
時間的・精神的余裕が生まれ、
心が満たされた。

きっとそのわたしが放つ
幸せそうなオーラに
主人が惹かれてくれたのだ！

主人にプロポーズの理由を聞いたら
「毎日楽しく過ごせそうだから」
と言ってくれた。

これまで40歳で結婚できた秘訣を聞かれても
「ご縁」としか答えられなかったけど、
今なら言える「余白ができたからだよ」と。