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【読書記録】子どもが変わる 怒らない子育て

 今年の我が家の育児における大きな悩みは「怒り」だったと思います。

 息子自身が、入学後のストレスからか怒りっぽくなってしまい、それに反応する私も怒ってしまうということがよくありました。

 息子の怒りを私がコントロールすることは難しいですが、私自身をコントロールして変えることはできます。

 そんな救いを求めて手に取った一冊です。


「怒らない」意識改革

●子どもの言葉や行動に反応して、自分が「イライラする・しない」「怒る・怒らない」を選んでいる。

●まずは「怒らない」と決める。

 息子によってイライラさせられているのではなく、「イライラしよう、怒るぞ」と決めているのは自分だった。
 この気づきが衝撃的でした。

 どんな行動が私の怒りスイッチになるのかは、だいたい把握しています。あとは、実際にその行動をされた時に、意識をどう向けるか

 「私がしてほしくない行動を今からされるのは分かってる。でも怒らない。」と決めることで、自分の怒りスイッチにロックをかける。そんなイメージでしょうか。

 決めるということは、自分と約束するということ。約束は、できれば守りたいですよね。


アンガーログのすすめ

 日記のように、怒ったことの記録をつけると良いそうです。

【アンガーログ】

1、怒ってしまった出来事
2、そのときどう感じたのか
3、実際どうしてほしかったのか
4、どうしてほしかったかを実現するために何をしたらいいか

 育児以外でも応用できそうですね。

 私の場合は、ジャーナリングで書き出すことが多いですが、上記のようにシステム化して記録してみると、新しい発見があるのかもしれません。


 最後に、この本で印象に残った一文を紹介します。

人の人生の成果は「良い言葉、良い学び、良い思い込み」を栄養素として、形成されていく。

 子どもに対してももちろんそうですが、自分に対しても意識していきたい言葉でした。

 日々の生活から感じたことを言語化し、学んだことを自分のスキルとし、自信に繋げていく。
 そうやって自分の人生を築いていきたいですね。

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