【読書記録】日日是好日
お茶(茶道)の世界を通して、人生における幸せに気づける一冊です。
わたしは、茶道を一度だけ経験したことがあります。
息子が昨年まで通っていた幼稚園では、お茶指導がありました。その保育参観で一緒にお作法を習ったり、子供たちが入れてくれたお茶を頂いたりしました。
しかし、その時学んだ茶道はとても簡単なレベルだったので、この本を読んで、手順や覚えることがもっと多くあることに驚きました。
そして、季節によって使う道具や用意するものが違っているということも初めて知り、茶道の奥深さに興味が沸きました。
その奥深さから、心を豊かに生きていくヒントを得られる気がします。
毎日がいい日
『日日是好日』とは、どんな日もいい日になる、毎日がいい日である、ということ。たとえ、雨が降っていてもいい日なのです。
お茶の世界では、雨というものを通して「今」を生きていることを感じられる、そんな瞬間があるそうです。
この文章を読んで、今を味わうことができるのは幸せなことなんだと気付かされました。
どんな日でも、その瞬間を大切に味わいながら生きていくことこそ、幸せなんですよね。
成長の道づくり
わたしは学ぶことが好きです。
その理由は、新しいことを知るのが楽しいから。
その奥底には、自分なりに自分を育てるという生き方をしていきたいという気持ちが眠っているのかもしれないと、この文章を読んで思いました。
これからも、自分の方法で自分で成長の道を作っていくことを楽しんでいきたいです。
この本は、他にも気づきがたくさんあり、読み終えたときには付箋でいっぱいになっていました。
読書ノートは4ページ書いていました。
この本を元に映画化されていて、そちらもいつか観てみたいと思いました。
読みやすいページ数ですが、読み応えがあり、心が満たされる読後感でした。
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