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佐藤哲朗(nāgita)
2016年1月6日 03:10
心が煩悩から解放された心解脱と煩悩が完全に断たれた慧解脱の2種類がある「さとり」という言葉は仏教用語としてよく使われるが、いざ定義しようとすると曖昧な用語でもある。初期仏教では修行の完成は「涅槃(ねはん,ニッバーナ)」と呼ばれる。涅槃に達するまでには、預流果(よるか)・一来果(いちらいか)・不還果(ふげんか)・阿羅漢果(あらかんか)という4段階で「解脱(げだつ)」を体験し、徐々に煩悩(ぼんのう
2016年1月6日 04:39
8つの特徴ジャータカ(本生)はブッダの前生での波羅蜜行を記録したとされる説話文学集である。ジャータカというとすぐに「物語」が連想されるが、パーリ三蔵の場合は、経典の扱いをされているのは偈(ガーター)という詩の部分のみ。この詩を「注釈」する形で綴られたのが、いわゆる『ジャータカ物語』となっている。ジャータカの偈だけ羅列しても意味が通らない箇所も多いので、ジャータカは必ず、注釈書を併せて読むことになる